概要
Tinkercad(ティンカーキャド)はオートデスク社よりリリースされている無料3DCADエディタ。
2017年同社の無料3DCGソフト123Dのサービス終了につきこちらが無料3Dエディタの主力に置き換えられた。
特徴
それまでの3DCGソフトにはつきものだった欠点(値段が高い、専門知識がないとあつかえない、手軽に編集できない、技能習得に時間がかかる)をほぼ解消することに成功した。
キャッチコピーに「専門家の方から子どもにまで」という旨の記述があり、だれにでも簡単にあつかえることをアピールしている。
使い方
現在準備中です。
長所
- すべての機能が無料で使える
- 直感的な操作でレンダリングできるので3D初心者の人でも安心(入門用だった123Dよりもはるかに簡略化されている)。
- 3Dプリントサービスにも対応している
- ブロックモード、マインクラフトモデルモードなどユニークな機能も実装。
- 公式による親切ていねいなガイド動画が公開されているため、ガイドブックは不要。
- スマホでも使うことができる(UIはPC版のままなので操作性はやや難あり)。
欠点
- シンプルすぎるゆえか、高度な編集はできない。(テクスチャーマッピングなどは使えない)外部出力で別のエディタを併用すればある程度は解決できる。
- 動物や人間、キャラクターなど、有機的な物体をレンダリングするには、それなりの熟練を要する(機能の制約もさることながら、CADベースである以上ある程度ぎこちない造形になるのは避けられない)。
- オンラインサービスのため、インターネット環境が必要(端末ごとにソフトウェアダウンロードの必要がないというメリットもある)。
関連イラスト
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