概要
CV:田丸篤志
19歳。無気力で儚げな謎の少年。騎神アリババの因子を持つ。
人物
年齢は19歳だが、外見は高校生のヤマトたちと変わらない幼さをしている。現時点では説明が少なく謎が多いが、恐らく物語の重要な存在の可能性がある。何故ならばPV第二弾のラストで……
本編では後述の通りかなりキツい境遇の中にいたがマリスやヤマトに救われていく過程が見どころ。
だが、普段はボーッとしており、ものすごく無気力で無口。しかも面倒臭がりという中々にクセのある人物。色々な事情からエンジェルマートのレジを任されたときは打ち方を知らないこともあり、客からお会計を求められても「セルフレジです。」の一言で客に会計させようとしていた一幕も。
戦闘面では本人が色々な事情から合神したがらないので実力は未知数。だが、前世のことを考えると合神させないほうが本人の精神衛生上、安心できるかもしれない。
↓以下8話までのネタバレ注意
物語開始前にある人物に鬼技亀のシールを貼られてしまい、その時に不思議な力で亀にされてしまったアリババはどういう経緯かは不明だが、ヤマトの制服に紛れ込んでしまった。
とりあえずヤマトには保護されるが全く動かず、クロにいじめられても無反応であった。だが、ふとしたきっかけで鬼技亀のシールを剥がされたアリババは一部のお兄さんお姉さんが喜びそうな状態で元の姿に戻った。そして、本来の姿を見たクロは粗相をしてしまったのであった。
詳しい経緯はアニメ本編を参照にしてほしいがアリババ自身は前世の数奇すぎる運命に加えて今生での境遇に絶望しきっており、本編開始前の時点で天涯孤独の身であった。だが、マリスに拾われた事で最悪な状況からは一応脱することができた。それでも絶望は変わらずつきまとっており、一度、ヤマトらからシールを渡されたときには天魔合神して逃げ出した…かと思ったら合神を解除してそのまま海へ沈もうとした。だが、一本釣の聖フックにより救われ、ヤマトらの説得と合流により徐々に穏やかさを取り戻していくのであった。
余談
演じる田丸篤志はアリババについて次のように語っている。
「アリババは脱力して、やる気の感じられない少年に見えると思います。けれどそんな彼がヤマト達と出会いどう変化していくのか、そして物語にどのように関わっていくのか。見守っていてください。」
実際に人間に戻った直後から第9話までの様子をみれば、ヤマトが彼にどのような影響を与えたのかがわかるだろう。しかし、PVや第10話の予告では不穏な描写があり、騎神アリババという前世が本作でどのような影響を与えるのか未知数なので、油断ならないのは確かだろう。