「教えてやるよ。マリスさんにはボクがいれば十分だってこと!」
概要
CV:榊原優希
聖ツァール学院の初等科五年生。
ピーター神子の因子を持つ。
人物
作中の最年少キャラ。当然ながら1番背が低い子供の体だが、デビルストアのバックヤードにある積み重ねたダンボール箱の上で寛ぐ身軽さがある。
月見里監督のインタビューによると天使VS悪魔の対立軸のように割りたかったから原作(のひとつのパンゲ編)でクライシス化したフッドと共にピーターをデビルストア側に配置したとのこと。
若神子の中で唯一、小学生になったのは元ネタを意識した為だろうか?
ピーター神子の時のマントの色をした羽の鳥のぬいぐるみを持っている時がある。
↓以下ネタバレ注意
一言で説明すると「残酷な無邪気さを持つクソガキ」。第1話でビックリマンチョコを運搬するトラックに合神した状態で特攻し、爆発させた上にかつて同じ若神子だった因子を持つ照光子の負傷した体を笑顔で更に痛めつけて「死ね!」とトドメを刺そうとする残酷さを見せた。第2話では同じデビルストア側でしかもマフィアのボスの息子であるフッドを「待ての出来ない駄犬」呼ばわりして煽り、なだめようとしたマリスを「マリスさん」と呼んで彼にしか懐いていない様子を見せている。
中の人の特徴ある声質もあってそのギャップに驚いた人も多いだろう。
第6話では遊園地のプールを前もってハッキングしてスマホで操作し排水溝を稼働させて水着を失ったジャックと牛若を追い詰める頭脳派の一面を見せた。
お互いに利用し合う関係のフッドと違って、マリスに対して特別な感情を抱いており第7話でフッドがエンジェルマートの連中とラクロスをやるかもしれないと知って寝返るか?と焦るも「ま、ボク一人いれば十分ですけど」と強がり、第8話では再会したアリババに「裏切り者」と吐き捨て「マリスさんにはボクがいれば十分だってこと!」と釘を刺した。その後にマリスが合神したフェニックスに追い詰められている所を合神状態で駆けつけて助け出し、本気である様子を見せている。
家族は自身を含めて両親と3人暮らしであるが、両親は仕事で多忙な為に家にいる事が少なくテストで良い点を取っても「後にして」と見向きもされず、半ばネグレクトのような状態で寂しい想いをしていた。
そんな時に、母親と会話したいが為に訪れたデビルストアで万引きをして母親に電話してもらおうとしたが、マリスから「そんな事しても欲しい物は手に入らない」と言われた事で自分を真正面から向き合ってくれた彼に懐くようになった。
その為「マリスの為なら」と、あらゆる手荒な真似も厭わないようになった。
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※ここから先はアニメ10話終盤におけるネタバレの為、閲覧の際は自己責任でお願いします。
マリスが急遽デビルストアを臨時休業にした事に疑惑を感じたピーター。
そんな時、ただならぬ予感を感じた照光子がデビルストアに地下室が有ることを関知し、彼とフッドそして自身の3人で地下室に向かう。
するとそこには、大量のスーパーデビルのシールが全体に貼られた空洞があった。
そこにマリスが居たことで安心したが、その時マリスから初めてあった時と同じ言葉を言われた事で「自分はもう必要ない」と思い込み、大量のスーパーデビルのシールを身体に貼り付けてスーパーデビルの依り代として天魔合神し、復活をさせてしまった。
これはマリスにとっても予想だにしていなかった事態であり、さらには世界の危機が起こるのだった。