概要
ストーリーとしては新ビックリマンの後に当たり、若神子の末裔たちがパンゲラクシーと言う大層に衝突、分裂する所から始まる。
いわゆる三すくみも天使・次代・悪魔から天使・お助け・悪魔に戻り、ストーリー的にも原点回帰の印象が強い。
しかし31弾をもってシールの発行は終わり、事実上の完結を見たのはビックリマン2000の前後に発行された31弾完全版(32弾も?)を見ねばならなかった。
もちろんアニメ化もされておらず、知名度は低めである。
主要キャラ
若神子
26弾では6人の若神子の末裔(ヤマト王子は25弾に登場したヤマトJ、それ以外の五人はベイギャルズたちのパワーアップ形のGD)と、その6人のアーチ天使に1~12月を表す冠名が付けられている。
28・29弾では6人の若神子の末裔が6つの大層に降り立つが、その際に命運どころか陣営も分かれてしまう事となる。
天使陣営
ジャーニ・ヤマト→ヤマトチェンジ(風)→ビッグ・ヤマト
マーチ・牛若→牛若チェンジ(金)→バロン・牛若
メイ・ダンジャック→ダンジャックチェンジ(木)→パン・ダンジャック
オーガス・一本釣→アタック一本釣(水)→エンパイア・一本釣
悪魔陣営
セプテ・ピーター→クライシスピーター(炎)→バンプ・ピーター
ディッセ・フッド→クライシスフッド(土)→バンパイア・フッド
蘇った若神子のライバル
26弾では全員悪魔として、30弾では現在のライバルと同じ陣営としてかつての若神子の3すくみが再登場する。そして31弾では両者が合体し……
魔柔ボッテオロチェリー・八聖オロチ→スサノオロ士
魔僧ベラスベンケス・超弁慶→タイタン弁慶
大ドラクロ魔・大聖臣→大聖ユーラ
魔ネギョ王・魚聖臣→シーラドン帝
闇矢レンブラン統・魔矢神→魔星ハレーシャーク
魔印フックノアール・化魔王フック→フックダイルD
どこまでも不遇の運命な2人
そして異聖メディアは新たなる曼聖羅の地として、このパンゲラクシーにも一矢を放っていた。
その結果アリババに力が注ぎ込まれ、かつてのアーチ天使である明星クィーンらの力により悪魔ヘッドの筆頭格と化してしまう。12枚のシールが必要なほどに巨大な存在であり、その力がわかるだろう。
しかし実はこの時メディアはナディアと和睦しており、この行いはまったくの無駄撃ち。
そんな物でまた悪魔化されるのだからどこまでもアリババはアリババなのだろう……。
ああそれから照光子であるが、32弾にてやっと末裔が登場した。
つまり、数年間出ていなかったのである。
ついでに
26弾ではごく初期のお守りたちの末裔がヘッドとして登場している。
この結果、十字架天使はヘッド経験をお守りであったニンニク満助の末裔に持って行かれた。
彼女がヘッドになったのは、はるか未来の33弾である。