曖昧さ回避
TVアニメ「ビックリメン」の同名キャラクターの記事はこちら。→照光子(ビックリメン)
概要
第5弾天使。六聖球を持つ老天使の一人、宝玉神が管理する聖光源出身の若神子。
第12弾天使の「神光子」(じんこうし)は双子の兄であり、天聖界に存在する血縁関係から理力を受けて神帝に匹敵する力を発揮するコネクション天使の一人でもある。
来歴
次界を探す使命を帯びた聖フェニックスの呼びかけに応じて若神子隊に参加する。
天聖門の封印を司る12天使の協力を得て次界への道が開かれた際、自身の理力である聖色光を照射して次界への道標を指し示す役割を担うために若神子隊を一時離脱する。
螺エリアでの決戦終盤、ゴードン神魔スターPの命を受けて出撃したゴードン師IIに応戦するべくコネクション天使が参戦した際、神桃子の弟である桃太郎天使、神仙子の祖父である皆伝仙人に同じく神光子に理力を送って助勢する。
若神子隊が次動ネブラに到着した頃に道標の役目を終えて急ぎ神帝たちの後を追い、次界必達天使として先に若神子隊に同行していたアローエンジェル、窮地を察知して駆けつけた上御殿と共に次界案内古師の加護を受けてパワーアップを果たすと、若神子最後の神帝である第14弾天使「烈神照光」(れつじんしょうこう)に昇格する。
次界争奪戦の終盤、最後のヘッド昇格を果たした神帝7人が己の命と引き換えに久遠域(くおんエリア)へと続くアーチ道となった後、7人の遺志を受け継いでジャン勇理装姿(ジャンゆうりそうフォーム)化した第19弾天使「大照光」(だいしょうこう)に昇格し、天使軍のベテラン戦士として最終決戦に身を投じる。
特異な存在
照光子を除く若神子7人は、各自と深い絆を結んだ次界アーチ天使7人の加護を授かって神帝に昇格し、その証としてアーチ天使の理力を宿した盾と刀、マスクを装備している。しかし、照光子は次界アーチ天使ではなく次界案内古師の増力を受けて烈神照光として神帝化しており、武器こそ他の神帝と同じく刀ではあるが盾もマスクも装備しておらず、厳密に言えば他の7人のように神帝ではなく烈神という別の称号を名乗っている。この後も、若神子に名を連ねていながら最終形態は昇格天使の大照光に留まり、一度もヘッド格者としての増力を得ていない。
一方、兄の神光子は最初から照光子の顔が刻まれた盾を装備しており、アリババ神帝を除く6人のように幻神と同じ扱いで照光子の理力を実体化できる。しかし、あくまで神帝に相当する天使であるだけで神帝そのものではなく、武器は両刃剣でありマスクを装着しておらず、こちらは昇格すらしていない。
また、ヤマト王子はヤマトウォーリアとして、天子男ジャック、牛若天子、魯神フッド、ピーター神子、一本釣帝はベイギャルズ(ボルカンヌ、ベスタニャ、セレンス、ミネルンバ、メルクリン)として、騎神アリババはペガ・アリババとして明確なルーツが存在するのに対し、照光子のルーツとされる超光子と閃光子についてはその点が曖昧であり、照光子と神光子の正確な後継ルーツは超元祖32弾の光太子(こうたいし)、光大子(こうだいし)兄弟としてようやく公式の場に登場する。
この時、照光子を除く7人の若神子ルーツのうちアリババは世界を破滅に導いた贖罪のために巨神亀獣(ギガンタートル)として大地を支える地母神に、残る6人は天地を潤す元素を司る汎神(パンじん)に姿を変えて新たに創造された新世界原初の神となっているが、照光子のルーツは天使ヘッドの光太子、神光子のルーツは天使の光大子として未だに現世に名残を留めており、新世界の指導者を選出する「双子星相伝決戦」では2人の聖伝理力を活用した照光審判(しょうこうジャッジ)を用い、スーパーゼウスとブラックゼウスに続く「第三のゼウス」を名乗る候補者8名の善悪を量るという形で新世界の内情に干渉している。
さらに、ルーツ伝では若神子ルーツとそれを守護する老天使ルーツを聖色光で未来世界に導くという大役を果たしており、これらの事から照光子と神光子という存在は他の若神子のように「次界創世のために過酷な宿命を背負い続ける者」ではなく、「未来の担い手が歩むべき道を最も近い立場で照らし導く者」としての側面が強い。
ルーツ
- 照光子→烈神照光→大照光→(ルーツ化)→超光子→閃光子→(ルーツ化)→光太子
- 神光子→(ルーツ化)→光大子
関連イラスト
烈神照光