「全っ然わかんね」
概要
CV:阿座上洋平
17歳。中国マフィアのボスの息子。
レアなビックリマンシールを回収するため、デビルストアに出入りしている。
マリスとは利用し合う関係。
魯神フッドの因子を持つ。
人物
現代を舞台にしたビックリメンで遂に中国人になってしまった。(旧ビックリマンの頃も元ネタのひとつに寄せた外見だったがビックリマンの世界観に当然ながら中国は無かった為、あくまでも"中華風"だった)
旧ビックリマンでは辮髪だった髪型も黒とオレンジのツートンカラーの長髪を三つ編みした姿にアレンジされた。
裏社会の人間になった為か目つきも三白眼になり武井宏之のキャラクターデザイン原案では上半身に刺青を入れて物騒な環境を生きていると思わせる姿が描かれている。(第6話で水着姿を見せたが刺青は無かった為、没になった模様)
月見里監督のインタビューによると天使VS悪魔の対立軸のように割りたかったから原作(のひとつのパンゲ編)でクライシス化したピーターと共にフッドをデビルストア側に配置したとのこと。
↓ネタバレ注意
第1話から合神した姿で登場し、照光子に協力してビックリマンチョコをエンジェルマートへ運ぶヤマトとジャックに待ち伏せして襲いかかりリンリンごう鐸を打ち鳴らしたりと追い詰めて行ったが、途中乱入したフェニックス店長が天聖合神しヘッドロココとなり今でいうガチャのRがSSRに勝てる訳がなく、アッサリとひねり潰され首元に貼っていたシールを剥がされそうになり逃走するという、視聴者に天聖合神のお手本を見せる為の敵役としてかませ犬っぷりを見せた。中の人がグエルだし…
第2話では顔がバレてるからと堂々とエンジェルマートに来店し、店内の様子を確認するだけで立ち去る度胸を見せた。その後デビルストアのバックヤードに戻ると小学生のピーターにその事を「待てのできない駄犬」と馬鹿にされ、小細工ばかりをするマリスにも苛立ちを見せており「工場の場所が分かっているから直接叩け」と裏社会らしい過激な思考を見せた。
第7話では主役として描かれ、ナナカという女の子と出会いラクロスを通して交流する姿が描かれた。実は一年前に起こった三億枚事件に関わっており、大損害を受けたファミリーの為に来日してレアシールのみを回収して父親に送っている事が判明した。
学生のヤマトらとは違った経緯の為か銃への知識があり、バスジャックされた走行中のバスを生身で追いかけて飛び乗った上に自力でドアをぶち壊し犯人から銃を奪って退治するフィジカルさを見せた。
(ちなみに脚本を担当したのは大河内一楼だった為、益々グエルに姿を重ねた人も居たとか…)
第12話ではブラックゼウスにぶっ飛ばされ気を失ったところをヤマトらに運ばれて「猫の手も借りたいから」とヘラクライストを半ば強制的に一緒に再操作させられたが、第7話でラクロスの経験をしたお陰でブラックゼウスの攻撃を跳ね返す活躍を見せた。
家庭環境(ネタバレ注意)
OPに映っていた家族写真の詳細は第7話で判明し、フッドの父親は金髪頭の中国人で母親は日本人(故人)で2人とも因子を持たない一般人だった。
父親はマフィアの魯ファミリーのボスだが、弱小らしく一年前に工場から出荷中のビックリマンチョコからシールを三億枚奪って納める事で月グループの真席に加えてもらう筈だったが第三者に盗まれた為、叶わなかった。この出来事がフッドを単身で来日させるきっかけとなる。スマホで連絡を取り合っており父親との関係は良好。
母親が小さい頃のフッドを天使、自分はお守り、父親は悪魔と例えたからかお守りシールを目にすると複雑な感情を見せる時があるようだ。
小さい頃の姿からしてフッドのツートンカラーは両親の遺伝で生まれつきの可能性が高い。
その他
粗暴な性格な為か、攻撃的で作中では色々とダメージを受けている。特に第9話以降は連続で何らかの形で様々なキャラからぶっ飛ばされ激突したりしているが、幸いにも大きな怪我は負ってない。
合神した回数も主人公のヤマトよりも多かったりする。