概要
漫画「カードファイト!!ヴァンガード」第5巻付録で登場した、グレード3のロイヤルパラディンに属するユニット。
ブラスター・ブレードが変化した姿であり、漫画版にて先導アイチが使用した。
公式設定
影の騎士団との戦いの最中、無限の勇気の力により一時的に変貌を遂げた「ブラスター・ブレード」の姿。
影の戦士たちの心に、形は違えど同じ志を見た「ブラスター・ブレード」。
彼は気づく。 光無き所に影は無く、影無き所に光は灯らない事を。
光の使者となった彼の強く優しい輝きは、闇に染まった者を滅ぼすのではなく、光へと塗り替え暗き闇の衣を祓っていく。
その強き光に、国を思うかつての己を見た影の騎士は、光の騎士へ剣と覚悟を託した。
最後の闇を祓う為、戦いを終結へと導く為――若き英雄は眠れる力を解き放つ。
「その光は、暗き世界を描き換えていく……。」(漫画版付録・「騎士王凱旋」ボックス特典共通)
ユニットとしての性能
効果1
プレイヤーのヴァンガードがグレード3のロイヤルパラディンのユニットでなければノーマルライド(手札からの直接ライド)ができない。(一応、スペリオルライドは可能)
扱いとしては、実質グレード4のような形になる。
効果2
ソウルにブラスター・ブレードが無いとアタック出来ない。
疑似的な「拘束」効果とも言えるが、未来の騎士リューのスペリオルライドや孤高の騎士ガンスロッドで手札に加え、ライドしておくなど、ソウルに送り込む手段はそれなりに有るため、厳しい制約では無い。
また強引ではあるが、ライドしてからドリーム・ペインターで手札から無理やり放り込んでもこの効果は消える。
また、後述の効果4のためにも、マジェスティ・ロードブラスターから再ライド、という手もある。
効果3
リアガードとして登場した場合、自身を退却させる。
簡単に言えば、「リアガードに出来ない」制約ともいえる。
効果4
ヴァンガード時に、メインフェイズ中にカウンターブラスト3点を払う事で、前後列を問わずに敵のヴァンガード・リアガード全てにアタックできる。
一回限りだが上3つのデメリットと引き換えに得られる効果でもあり、相手の盤面を一掃する事が可能。
ソウルにブラスター・ブレードとブラスター・ダークの揃ったマジェスティ・ロードブラスターから再ライドすることで、相手にオーバーキルとも言える一撃をお見舞いできる。
まさにフレイバーテキスト通りに「世界を描き換えていく」程に強力な効果で、この際相手はグレード2の共通能力である「インターセプト」もドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン同様に使用する事が出来ず、「守護者」(センチネル)によるガードも同様の処理を行うことになる。
効果5
ヴァンガード時のアタック時にブラスター・ブレードを除いたソウルにある全てのユニットを「強制的に破棄」し、パワーを破棄したソウルの数につき2,000の補正を自身に与える。
「先駆」により離れたファーストヴァンガードとブラスター・ブレードを除けば、最短でも2体は入る計算なので、ソウルブラストしてなければ最低4,000の補正は期待できる。
この能力もまた、マジェスティ・ロードブラスターとの相性が良い。ソウルにブラスター・ブレードとブラスター・ダークの揃ったマジェスティ・ロードブラスターからの再ライドなら、最低でソウルを3枚は確保でき(何らかのグレード1、マジェスティ・ロードブラスター自身、ブラスター・ダーク)、恐ろしい一撃となる。
効果6
アタックしたバトルの終了時にソウルかドロップゾーンのブラスター・ブレードにレスト状態でライドし、残ったソウル全てを破棄する。
効果3及び4の代償ともいえ、押し切る事が出来なかった場合、返しのターンと次のターンにライド出来なければパワー9,000のままでファイトを継続する事になってしまう。
余談
上述の通り効果記述が6つ、実際のカードではテキスト数374文字、総行数9行を記録しており、現状では「効果数最多」「総テキスト数最長」「総行数最多」をマークしているユニットでもあり「デッキに入れられるユニット」で元々のパワー12,000をマークしている唯一のユニットでもある。