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概要

約3億7000万年くらい前(古生代デボン記)に生息していた魚。名前の意味は「ざらついた骨」。

骨の「よろい」を被ったようなビジュアルで有名なグループ・板皮類の仲間で、彼の属す「節頚目」には古生代最強の魚と名高いダンクルオステウスディニクチスもいる。

体の輪郭までよく保存された化石も見つかっており、それによると尾びれがやや原始的な形状で、あまり速く泳げなかったようだ(元々頭が重たいため、どのみち速く泳ぐには向いてない。そのため機敏なサメ類に負けて衰退してしまった)。

ちなみに板皮類は軟骨魚なので前半分の「よろい」しか見つからない事が多く、ダンクルオステウスやディニクチスの体型はコイツなどの近縁種を元に推測したもの。

 

特徴

ヨーロッパからアメリカまで広く分布していたが、大海原ではなく湖や川に棲んでおり、大きさも20~40センチくらいとかなり小柄であった(というか板皮類のほとんどは数十センチくらいの中型魚で、5~6メートルもあるような彼らの方が異常)。

 

厳めしい面構えの通り食性は肉食で、頭と胴体の間にある関節が発達しているので口を大きく開けられた。積極的に小魚や小動物などを狙うハンターだったとされるが、沈んだ死骸を見かければそれを食べたり、時には大物狙いで食らいついたりもした事だろう。

なおコイツのご立派な「歯」はアゴの骨がプレート状にせり出したもの。板皮類の魚は原始的で、頑丈なアゴはあったが歯が無かった。

 

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