サニスタンドとは
サニスタンドとは女性が立って放尿するための女性用小便器である。
男性が小便器をつかう場合は、体の前方に向かって放尿するが、サニスタンドでは尻を便器に突き出して、体の真下へと立ちションする。これは女性器の構造上、後ろを向いて放尿する方が、陰唇を開きやすく、女性器の周りをおしっこで汚しにくいためである。
また、男性用小便器と違って放尿の後に女性器を拭うための、トイレットペーパーが用意されている。
歴史
1950年アメリカのAmerican Standard社が開発し日本でもTOTOが1951~1971年まで製造していた。
一時は日本でも一部の女子校などに設置され、慣れると便利でやりやすいと評判が良かったようだが、学生の親から「年頃の娘に変な習慣をつけさせないでほしい」との強い要望が寄せられ結局撤去してしまったという。
そのような経緯があり現在日本では東京の国立競技場に残っているのみである、しかしアメリカではハイスクールや工場などに現役で残っているそうなのでサニスタンドを使って立ちションをしてみたいという女性はアメリカへ行ってみるべきだろう。