概要
2024年発売のFPSゲーム、CoD:BO6のキャンペーンミッションに登場する組織。主人公のケースらが所属するCIAと敵対し、欧米の兵士を中心とする国際的な武装勢力で、英語を話し欧米式の訓練を受けている。サダム・フセインと密約を交わし秘密兵器をイラクに流していた。
詳細(ネタバレ注意)
かつてはCIAの最高機密部門であり、先端技術応用研究所と呼ばれる施設でクレードルと呼ばれる生物兵器を開発。複数の被検体を相手に実験を繰り返していた。クレードルのプログラムはバイオハザードの発生や彼らのやり方に疑問を持ったCIA幹部の決定で放棄となってしまい、パンテオンも解散させられてしまう。しかし完全に潰えた訳ではなくアメリカ国内外で水面下で密かに活動し続けており、フセイン政権下のイラクに接近して実験場提供と引き換えにクレードルをイラクに渡していた。更には放棄された施設から大量のクレードルを誰にも知られずに持ち出し、旧ソ連のヴォルクタにある収容所跡で生産と改良を続けていたことが判明する。
パンテオンのエリート
今作では通常の兵士とは異なるエリート兵士が複数登場する。それぞれ専門の技能と特徴を持ちアーマー装備で硬くなっている厄介な敵である(以下はジャガーノートを除き正式名が不明なため暫定的な呼称を用いる)。
ジャガーノート
CoDシリーズお馴染みの防護スーツで固めた強敵。フルアーマーかつ連射速度に優れたミニガンで武装しているため真正面からの撃ち合いでは勝ち目がない。フラッシュバンで足を止めたタイミングでひたすら撃つのも手だが、進路にC4爆薬をありったけ設置して爆破する方が手早く終わる。
ラジコンエリート兵
マルチプレイでもスコアストリークとして使用出来る爆弾付きのラジコンカー、RC-XDを使って遠距離攻撃を仕掛けるエリート。背中に背負った黄色い箱が特徴。
物陰に隠れてひたすらRC-XDを発進させて攻撃してくる。本体に接近して倒さない限り無限にRC-XDを使ってくるのだが、本体そのものには実は耐爆性能が全くないので手元から発進させるタイミングを狙ってRC-XDを撃ち続けるだけで爆発でどんどんライフが削れ、呆気なく倒せる。なお、RC-XDは操縦者がリモコン操作するのだが、このエリート兵のRC-XDの場合明らかに自動でこちらを追尾してくる。
トラップエリート兵
触れるとしばらくの間電気ショックで痺れさせる電撃トラップを散布する。トラップ自体はかなり目立つため対処しやすくエリート兵自体もそこまで強くない。
ショットガンエリート兵
着弾すると発火するドラゴンブレス弾を用いるショットガンで武装。こちらに狙いを定めて接近して撃たれると火炎ダメージを受ける。遮蔽物を用いて距離を取りながら戦うべし。また攻撃で怯んだところでテイクダウンをすると足をへし折りショットガンで殴った後顔面にドラゴンブレス弾をぶっ放すというえげつない光景が見られる。一見の価値あり。
シールドエリート兵
シールドで身を隠しながら高威力のグレネードランチャーで攻撃してくる。フラッシュバンで怯み身を晒したところを撃つ、電撃で痺れさせるディスラプターを使って命中させるとシールドを落とすのでそこを狙う。誘導投げナイフでシールドで守られていない背後に向けて投げ込んで起爆すれば瞬殺可能。
ガスエリート兵
ガスマスクを装着しボンべを背負っている。身動きを出来なくする緑のガスを撒いて鎌らしき武器で近接戦闘を仕掛けてくる。このガスに巻かれるとその場からほぼ動けなくなるため厄介だが、出現さえ分かっていれば距離をとって安全に戦える。
余談
パンテオン(Pantheon)という名前は基本的に「全ての神々」を意味するギリシア語のパンテオン(Πάνθεον)、すなわち全ての神々を祀る万神殿が由来と考えられる。パンテオンそのものは紀元前25年にローマに建設されたが火災で失われ、現存しているパンテオンは128年にハドリアヌス皇帝によって再建された2代目。