格闘ゲーム『レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズ』のラスボス。
注：名前について
ゲーム内では「ヨハン」と名があるが、ストーリー上はその名を呼ばれる事は一度も無い。
ネット上では「ヨハン・カスパール」というフルネームで知られているが、フルネームを含めたプロフィールは公式に設定されていない。
かつて本作の情報を扱っていたサイトが設定担当スタッフから聞いたものがいつの間にかネットで広まったとの噂があるものの、同サイトは既に閉鎖されており真相は定かではない。
後に制作元のノイズファクトリーの回答ではヨハンのフルネームは「設定されていない」とのこと。
よって、本項目の名前は公式発表されたものではなく、いわゆる通称にあたることを注記しておく。
原作でのヨハン
作中における人智を超えた力、「黒龍（ブラックドラゴン）」を崇拝する邪教の教祖。
東方の三賢者の1人と同じ名を持つ富豪の男。
サンシャイン湾内に島を所有し、その高台に神殿のような豪邸を構えている。
同作に登場するエリアスとは学生時代からの知人。
かつてはリー老師の元で「龍髄拳」の指導を受けていたが、
その野心を見抜かれ破門になったことから師に強い恨みを抱き、
去り際に持ち出した黒龍の巻物の封印を解いて龍力の暗黒面に染ってしまった・・・
（解説サイトより一部改変して抜粋）
アーケード専門誌『アルカディア』編集部に設定やプロフィールが届けられたはずなのに、
何故か全くその詳細が明かされなかった不遇のボスキャラ。
相当な悪人なようだが、ほとんど情報を与えられていないプレイヤーからすると、
別に憎むべき要素も無く「何でそんなに嫌われてるの？」という感じであった。
基本的にコマンド投げ、ゲージ投げが豊富ながら遠距離もそこそここなせるという、
万能投げキャラといった性能のラスボス。
原作ではCPUレベルが高いほど回避・反撃が容易な超必殺技を繰り出す確率が高くなり、
結果的に倒しやすくなるという意味のわからない特徴の持ち主。
一応ネオジオ版ではモード限定ながら公式的に使用可能だが、ボス性能はもちろんのこと、タッグ戦を想定してないからグラフィック・モーション・勝利メッセージでも未完成な一面がある。約22年後の移植版『NEO』ではCPU戦でも使用可能になり、一部のモーションが修正されたものの、枠からはみ出してる顔グラフィックはそのままである。
某所では強さの割にはルックスが地味過ぎる為に、通行人として存在感の薄さを弄られている。
イラスト
