概要
通常時（又は勃起時）は包皮に包まれているが、簡単に亀頭を露出できる状態。
包茎という名前がつくが、これは本来の包茎(真性包茎)には含まれない。
そもそも人間の男性器は、基本的には仮性包茎の状態が自然ともいわれ、仮性包茎などと言う名前は日本の美容整形外科（特に高須克弥）がビジネスの為に作り出したもので本来存在しない。
海外ではナチュラルペニスと呼ばれ、ごく普通の事である。
度合いとしては個人差があり、勃起すれば軽く皮を引っ張るだけですぐ露茎するものから、包皮の口が狭く亀頭の露出に少し力が必要な場合もある。
また、恥垢（所謂"チンカス"）が溜まりやすく不衛生ともいわれるが、亀頭を露出させることが出来る時点で手入れは可能であり、入浴時に石鹸やボディーソープを付けて洗えば済む話なので、個人の衛生管理の問題でしかない。
そして通常時が可愛いという面、女性からの支持も高いとの声も。
しかし、多くの日本人男性にとって包茎というとコンプレックスの象徴のように主張され、それは本来の意義で包茎と見做されない仮性包茎でさえ、対象にされている。
また、中東にはカトリック教会による「割礼」の慣習の残る地域が多いため、出産直後に露茎になるよう手術する病院があるなど、そもそも信教上の観点で露茎が多いのが当たり前の状態なのだ。
どうしても仮性包茎に蟠りを抱えているなら、まずは泌尿器科を受診して医師と相談し、その上で包茎手術の是非を問い、手術するなら医師と打ち合わせて計画的に進めていくことをお勧めする。
決して生兵法で安く手っ取り早くなどと、焦らないように。
ちなみに、日本人の八割は仮性包茎であり、更に言うと世界の男性の八割は仮性包茎なので仮性包茎が当たり前なのである。
