検尿

けんにょう

身体に異常がないか調べるために尿を検査すること。

解説

尿中の成分を調べることで、身体に何らかの病気や異常が生じていないかを検査すること。「尿検査」とも。

なお、検尿のために尿を取ること（「採尿」と言う）も俗に「検尿」と言うこともある。

主に調べるのは「尿糖」「尿蛋白」「尿潜血」で、主に泌尿器の病気を見つけることに役立つ。

精密に検査することで糖尿病の他、血液系や肝臓などの病気や代謝の異常など幅広く病気を見つけられるので、尿の取りやすさもあって汎用される。

妊娠の有無の検査やドーピング検査も一種の検尿と言える。

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採尿は採血と比べても簡便かつ針を刺すなどの痛みを伴う行為を含まないこともあり、定期健診として小学生の頃から「検尿」は身近である。

ただ、尿を採って（親などに手伝ってもらう場合は排尿を見られることになる）それを提出することに恥ずかしさを覚えたり、他人の尿を（容器と袋に入っているとはいえ）間近に見たりという経験から、一種のフェティシズムを目覚めさせてしまう人もいるようである。

採尿の場面を描いている作品も多いこともあって、割とR-18のイラストも多い。