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概要編集

『正体』は、染井為人による長編小説。

2020年1月22日に光文社から書き下ろしで単行本が発売された。

2022年1月12日には、あとがきを増補した文庫版が発売された。


同年にWOWOWの「連続ドラマW」枠でドラマ化。主演は亀梨和也(KAT-TUN)

ドラマ版は原作とは結末が異なっているが、染井は「きっと鏑木くんは僕のことを恨んでいるだろうけど、ドラマチームの皆様には感謝していることでしょう。」とコメントしている。

2024年には藤井道人監督により映画化。主演は横浜流星。主題歌はヨルシカの「太陽」。

映画版では原作及びドラマ版であまりフォーカスされていなかった人達にも焦点が当てられており、違和感のある設定は現代風にアレンジが加えられている。



登場人物編集

※キャストは「ドラマ/映画」の順で記載。

東村山一家殺人事件にて一家三人を殺害した容疑で死刑判決を受けた死刑囚。

両親はおらず、児童養護施設で育つ。口元の左側に小さなホクロがある。

「自分は無実だ。」と主張しており、刑務所から脱獄。大阪府東京都長野県と各地を転々としている。逃亡中も新しいことに挑戦し、三章では料理、四章ではスノーボードを習得する。


元高校教師。若年性アルツハイマーを発症して退職する。

そのあと夫が病死し、埼玉県で息子夫婦と暮らすようになる。

孫が生まれ幸せな日々を過ごしていたが、息子夫婦と孫を殺されてしまう。その結果、PTSDを発症してしまい時折パニック発作を起こしている。


東京の宮益坂にあるメディア会社「メディアトレンダーズ」の社員。35歳。

マーケティング部のチーフディレクターで、ニュース記事の配信を担当する。

妻子がいる男性との8年続いた不倫が終わり、今も立ち直れていない。(映画ではオミット)

元弁護士の父親がいるが、痴漢冤罪に巻き込まれた。


建設会社「牛久保土木」のアルバイト。22歳。

東京の有明にあるテニスコート施設の改修工事に、作業員として参加している。(映画では大阪府に変更。)

身分を偽って勤務していた同僚の鏑木を「ベンゾー」と呼んでいた。


グループホーム「アオバ」のパート。19歳。

高校卒業後に東京の美容専門学校に通うが、「合わない」という理由で途中で辞めてしまい、両親の説得で強引に地元の茨城県(映画では長野県)に連れ戻される。

自宅から車で20分ほどの場所にある「アオバ」で、介護士として働き始める。


警視庁世田谷警察署刑事部第二課の警部係長。30代くらい。鏑木を執拗に追い続ける。しかし、追い続ける中で彼の行動に疑念を感じる。


西東京市一家殺人事件の犯人。当初凶器の形状や残忍性が東村山一家殺人事件と酷似していたことから模倣犯とされていたが、又貫は東村山一家殺人事件は彼の余罪ではないかという疑念を抱くが…。




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