概要
レイが所有しているオリジナルの煌玉馬。
第二章で引いたガチャで入手し、レイの大きな戦力となっている。
解説
見た目は白銀色のボディを持つ機械馬。
高度なAIを搭載しており、主人であるレイによく懐いている。
オリジナル煌玉馬の一号機【黄金之雷霆】の基本フレームをベースに、実験的なシステムを組み込んだ試作実験機。
そのためオリジナル煌玉馬であるが、番外扱いで番号が与えられていない。
初代フラグマンが最後に作った煌玉馬で、彼がかつて自由に設計していた頃の感傷のままに作成した機体。
初代フラグマンが創ってきた数多くの兵器の中で、唯一「戦闘系超級職の乗騎」や「対化身」などといった製造目的がなにも与えられていない「自由」な機体でもある。
そのため初代フラグマンは次代以降に一切の記憶・記録を残しておらず、存在を知った今代のフラグマンも興味深く観察していた。
スペック
オリジナル煌玉馬の共通機能として、
- 小型動力炉による走行分のMP自動生産
- 多少の損傷は回復する自動修復機能
- 人語をも解する高度なALによる自己判断・経験による学習
- 盗賊系超級職クラス以下の窃盗スキルを弾く盗難対策
を備えている。
ただこの機体は他のオリジナル煌玉馬に標準搭載されている上級職奥義クラスの攻撃・防御能力を捨て去り、特殊能力のみにほぼ全てのリソースを注ぎ込んだ、特殊能力極特化機。
そのため純粋な戦闘性能は他機と比べて低いが、能力の特殊性・方向性は他機と大きく異なっている。
スキル
- 《走行》:パッシブスキル
【白銀之風】の装備スキル。
人を乗せて走ることができる。
《乗馬》や《騎乗》のスキルレベルが低いと本来の機動性能を発揮できない。
- 《風蹄》:アクティブスキル
【白銀之風】の装備スキル。
空気を圧縮し、それを蹴ることで空中移動を可能にする。
また、搭乗者のMPを注ぎ込むことで圧縮空気の防壁を展開する。
ただし防壁の防御力はきわめて低く、下級モンスターの攻撃でも普通に破られるため、実質的に空中移動専用のスキル。
MPを大量に注ぎ込めばそれなりの防御力を得られるが、解除と同時に圧縮された空気が解放され爆発するとかなり使いにくい。
搭乗者が《乗馬》Lv3以上あるいは《騎乗》Lv6以上を保有する場合に使用可能。
- 《風と歩む魂(ソウル・ドリフト)》:アクティブスキル
【白銀之風】の装備スキル。
詳細不明だが、使用された際は転移能力のような挙動を行っている。
能動使用には《煌玉権限》Lv3以上が必要で、満たない場合はスキル名を見ることすらできない。
ただし《煌玉権限》を取得しているならば、Lv1でも【白銀之風】自身の判断で限定的にではあるが使用可能。