キリスト教
せいじゃ。
後世まで信徒の模範となるような偉大な功績・殉教を果たした人や信徒に与えられる尊称で、宗教的に最高の栄誉。聖なる境地に達した人物。
ジャンヌ・ダルク、フランシスコ・ザビエルなどが有名。なお聖者として認められるには生前の功徳・信仰心もそうだが、死後に何らかの奇跡を起こした事が証明される必要がある。
聖者認定(列聖)を行う制度は、中世以降のカトリックで始まったが、それに反発して独立したプロテスタントには聖者という制度はない。
カトリックの洗礼名はペテロとかドミニコといったように歴代の聖者に肖り付けることもある。
ちなみに豊臣秀吉に弾圧されて殉教した人たち(二十六聖人)は「福者」という。
聖人に次ぐ地位で、信仰心の篤さを称えた称号。
仏教
しょうじゃ。煩悩を捨て、正理を悟った人のこと。