概要
福岡と佐賀県の武雄温泉・有田・長崎県北部の佐世保市(ハウステンボス)方面を結ぶ特急列車で、名称自体は1961年から山陽新幹線博多開業まで山陽本線経由九州行き(一時期のみ筑豊本線経由佐世保行きの設定があった)の特急に用いられてきた。
1976年より現在の経路で運行されており、長崎へ向かう「かもめ」とは姉妹列車的な関係。
1988年のオランダ村PR用臨時特急「オランダ村特急」からの流れで1992年から運行を開始した「ハウステンボス」はその名の通りテーマパークのハウステンボスへ向かう乗客を輸送する列車で、博多~早岐間を「みどり」と併結し、早岐駅から大村線に入りハウステンボス駅へ向かう。
現在「みどり」は1時間に1本運行されており、「かもめ」とあわせて博多~佐賀(肥前山口)間は1時間に3本の特急が走っている。
「ハウステンボス」はレジャー目的の列車のため土休日のみの運行や臨時列車が多い。
783系の8両編成では、博多寄り4両が「みどり」、早岐寄り4両が「ハウステンボス」となる。
これは佐世保線の佐世保駅方面が早岐駅でスイッチバックしているため。