CV・かかずゆみ
αシリーズでのゼオラ
αシリーズの2次、3次、OGシリーズの2以降に登場している。両シリーズともDCのパイロット養成機関「スクール」でアラド・バランガと共に育てられてきた。それまでの経緯は不明。
パイロットとしての資質はアラドより高く、落ちこぼれであるアラドをいつも心配している。ガサツで胸はあるけど色気が無く怒りっぽいとはアラドのゼオラ評。
両シリーズとも序盤はアラドともども主人公陣営の敵として登場。アラドがゼオラをかばって撃墜され、アラドは死んだものと思っていた。アラドは生きており、その後ゼオラと敵対することになったが、最終的にアラドの説得もあり、アラドと共に行動することを選ぶ。
という説明より…
ともかくゼオラを一言で現すなら、その大きな胸であろう。今でこそスパロボシリーズの戦闘アニメにおける胸揺れは珍しくはないが、その走りとも言える2次α発売時の衝撃は大きかった。またクマさんパンツを愛用していることで知られる。
OGシリーズでのゼオラ
DCのパイロット養成機関であるスクールの生徒。アラドとコンビを組んでおり、互いに想い合う仲。
アラドより年上とのことだが、正確な年齢は不明(16歳前後とみられる)。
スクールでは、クラス番号がブロンゾクラスの27号であることから、ブロンゾ27(ツー・セブン)と呼ばれていた。階級は曹長。『スーパーロボット大戦OG2』以降は新生特殊戦技教導隊に所属することになる。
アラドと同じくブーステッド・チルドレンとして肉体強化措置と記憶操作を施されている。
優等生的な性格で機動兵器の操縦技術も高いが、短気で怒りっぽく、自分をからかうアラドと痴話喧嘩を繰り返している。
普段からアラドの姉のように振舞っているが、内心では彼のことを大切に思うと共に強い想いも秘めており、アラドが戦死したと思われた時にはショックのあまり泣き崩れ、『OG2』ではラトゥーニに責任を押し付けてその殺害を口に出すなど、自身がアラドに依存している部分が大きい。
リン・マオやレオナ・ガーシュタインと並ぶ典型的なツンデレキャラ(登場当初はまだ世の中にツンデレという言葉は生まれていなかったため、攻略本などでは別の表現が用いられていた)。アラドの飲み残しのコーヒーに口をつけて間接キスに気づき顔を赤らめるなど、初々しい一面も持つ。
アラドが他の女性に目移りする度にヤキモチを妬き、場合によっては激怒する。ラトゥーニやラミア達と海水浴に出かけた際には、ラミアが世事に疎いのをいい事にアラドがサンオイルを使ったお愉しみを敢行しようとするも、あっさりとゼオラに見つかり手痛いお仕置き(引きずられて行かれたのちの塩漬けの刑)を受けていた。
アラドより洗脳の度合いが強く、『OG2』ではDC総帥ビアン・ゾルダーク、『第2次スーパーロボット大戦α』ではティターンズ総帥ジャミトフ・ハイマンの思想を盲信し、スクール以前の記憶がないことに関しても全く疑問に思っていなかった。
『OG2』においてはアギラ・セトメに記憶を操作され、連邦側に回ったアラドがラトゥーニを連れ去った敵だと思いこまされ幾度となく戦いを挑んだが、アラドが絶体絶命の窮地に瀕した際の精神的ショックから本来の記憶を取り戻す。
同作ではアラドが命がけで助けてくれた感動のあまりに我を忘れ、彼からの「頑固者」「巨乳」という小言にすら突っ込まなかった。
料理に関しては、好き嫌いのないアラドですら拒否するほどの壊滅的な腕前。ただし『第3次スーパーロボット大戦α』においてアラドは何だかんだで全部食べてくれていたと言っている(また、アラドがご飯を食べるのを眺めるのが好きともこのとき語っている)。『OG2』以降はレーツェル・ファインシュメッカーによって矯正された。そのため、同じく料理を不得意とするレオナとは違い、置かれた環境の問題で料理が下手だったものと思われる。
上記でも触れたが、胸の発育がよく、アラドにからかわれることが多い。
また、『OG』シリーズでも「クマさん」の柄がプリントされた下着を着用しており、不慮の事故からラッセル・バーグマンに目撃されている。
OGシリーズではビルトファルケン以外の機体に乗り換えも可能。
また、アラドのビルトビルガーとの合体攻撃、ツインバードストライクも存在する。
第2次OGでは合体攻撃の演出が大幅に描きなおされている。
縦横無尽に超高速で駆け抜ける2機の演出は必見。しかもエンストするビルガーを引っ張って離脱するというオチまでついた。
ツンデレか否か
ゼオラの場合ツンデレの定義に当てはめると判断が非常に難しい。
ただしツンデレにも色々ある為、ツンデレと考えるとバンプレストオリジナルではリンとレオナに次ぐ三人目であり、二者のセオリーからすると料理下手も含めると当てはまるのかもしれない。