概要
モグラ(食虫)目・モグラ科に属する哺乳類の総称。
モグラは大きなシャベル状の手で地下にトンネルを掘り、その中で生活して、ミミズなどの地中動物を食べる。
上記の通り肉食性で、数時間餌を抜くだけで餓死してしまうほど食欲が強い。植物には目もくれないものの、畑の土を穴ぼこだらけにしてしまい、土を痩せさせてしまうため農家では害獣扱いされる。
昔は「土の中で暮らしているため、太陽の光に当たると死ぬ」などと言われており、モグラの絵には必ずと言っていいほどサングラスが描かれていたりしたものだが、今では迷信だと断定されている。モグラは長い地中生活に慣れて目が退化してしまったため、いくら光を当てていても眩しいとすら感じない。さすがに浴び続ければ日射病で死ぬが、光を浴びただけで死ぬというのは間違いらしく、まして烈車戦隊トッキュウジャーでやっていたようにトンネルにライトを当てれば眩しすぎて地上に出てくるなどということはありえない。
ラオスでは食用にされることもある。