概要
大宮忍（おおみや しのぶ）とは、「きんいろモザイク」の登場人物。
アニメでの声は西明日香。
黒髪（緑がかった黒髪として描かれている）でおかっぱ頭の高校生。愛称は「しの」「シノ」。血液型はA型。身長は155cm。誕生日は6月6日。
家族構成は父（未登場）、母、姉（大宮勇）。モデルをしている勇とは、あまり似ていないと言われることもある。
その風貌から、アリスからはこけし（あるいは金太郎飴）に似ていると認識されたことがある。
温厚な性格で、誰に対しても丁寧語で話す。その落ち着いた雰囲気から、若さが足りないと言われることも。でもさすがに、アリスが黒髪に染めようと言うと怒りの声を上げて、コーディネートで「全裸」を提案されればむくれる。
アリスやカレンが絡まなければあまり物事に動じない性格だが、動じなさ過ぎて状況に構わず話をする事がある。天然さがSの領域に達する事もままあり、時にはごく一部の読者／視聴者から鬼畜こけし呼ばわりされるほど。
アリスとは、中学の頃に忍がイギリスのアリスの家にホームステイしてからの仲。
西洋文化へのあこがれが非常に強く、私服で欧風のゴスロリ衣装をたくさん持っていたり、外国の物や金髪の女の子を見ると興奮したりする。なお、和服は帯の締め付けに５分も我慢できない有様。
特に金髪に対しては異常に執着する一面があり、自分の髪を洋服が似合う金髪に染めたいと思っていたり、「（アリスに）ドレスを着せてガラスケースの中に納めてずっと眺めていたい」「アリスの髪の毛が欲しい」といった変態的な発言をすることがある。
「金髪なら誰でもいい」的に見られる事もあるが（時にはアリスからも）、「金髪は好きだがアリスはもっと好き」であり、アリス（とカレン）が帰省したその日の内に耐えられなくなり、アリスの残り香を求めて服に顔をうずめ、ツインテール（と体形）しか共通点のない綾がアリスに見えて取り乱すほどであった。
将来は通訳になりたいらしいが、肝心の語学力は高いとは言えない。英語教師の烏丸さくら先生が将来の希望を聞いて、声を忍ばせ嗚咽するほどの残念な語学力である。
ホームステイ当時は「ハロー」だけで押し通していた（アリスも「アリガト」「コンニチハ」だけだったが）が、その後に日本語をすっかりマスターしたアリスとは違い、忍は高校生になっても改善されていなかった。
とはいっても、特に英語だけに限って苦手というわけではなく、勉強全体が苦手である。テストも赤点になる事がしばしばだが、奮起・猛勉強して（英語だけ）いい点を取れた事がある。
２年生の冬で、アリスの母に「いえすあいきゃん」と言えるようになったが、今後の進展はどうなるのか。
運動に関しては、速くは走れないが、その代わりに2～3時間は継続して走れる持久力はあるらしい。
他にも、気配を忍者のように完璧に消せたり、物語を巧みに語ったり、私服を自作している裁縫の腕がプロ級だったりと、思いがけない特技を持っている。
←なんて事はさすがにない、はず。
機械音痴で、勇のノートパソコンを「ウイルスがあるから」という理由で触らせてもらっていない。綾の想像によると、忍にパソコンを与えたら「私の金髪少女フォルダが夢と金色で一杯に！（カチカチカチカチ）」という事態になるという。
外部リンク
きんモザショップ こけし堂…ムービックの「きんモザ」商品通販サイト。
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