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アロマ(プリキュア)の編集履歴

2015-06-19 21:53:04 バージョン

アロマ(プリキュア)

あろま

アロマは2015年2月1日放送開始のアニメ『Go!プリンセスプリキュア』の登場キャラクターである。

CV:古城門志帆


概要

プリンセスプリキュア」として選ばれた者を探しにホープキングダムから人間界へとやってきた「ロイヤルフェアリー」と呼ばれる妖精。インコのような容姿をしており、語尾に「~ロマ」を付ける喋り方をする。


ドレスアップキーを持つ3人の少女(春野はるか海藤みなみ天ノ川きらら)を見つけ出すことを第1話から第5話の間で達成し、それぞれ一人ずつにプリンセスプリキュアへの変身アイテムであるプリンセスパフュームを授けた。

その後は3人の少女たちを導き、その成長を見守るお目付役として人間界に駐留しており、ホープキングダムなどの情報の説明係担当にもなっている。プリキュアたちの変身や決め技発動のための力を授けるような存在ではないが、プリキュアたちにとっては重要なメンター的存在。


はるかと同じくらいに表情がコロコロ変わるため、変顔率が高い。


性格

短気で慌て者だが毅然としており、物事のスジはキチンと通そうとする責任感が強いタイプ。

しかし、自分が信じている正しさに合わない相手に対しては嫌悪の感情を隠さないという、寛容さに欠けたところが目立つ。

また、自分の仕事に対するプライドが悪い意味で高い春野はるか達を真のプリンセスに導くための注意等が口やかましくなったり、上から目線で尊大な態度をとることもしばしば。


後述する第15話にて、ホープキングダムにおける執事見習いだった事が判明するが、ミス・シャムールによる臨時の執事テストにおいて、持ち前の真面目さ、責任感の強さが活かせず、短気さ、せっかちさが前面に出てしまい、芳しくない結果に終わった。

しかし、自分の何が至らなかったのかに気付いた時、自分から不合格であることを認め、「一からやり直す」と公言した。そういう点では謙虚な人物だと言える。

執事としての実務能力自体は悪くなく、それ相応の仕事は出来る方である。ミス・シャムールが問題視したのは、あくまで性格的な面、つまり、短気さ、真面目すぎて臨機応変に対処できない、仕える人の意を汲めない頑なさである(とは言え、相手の我が儘を何でも聞けという事ではない。それと同時に相手の身を思いやるあまりに、あのの様にケンカ腰になるのも考え物である)。


ちなみに彼はただ口が悪いだけでなく、はるかに対してキレるとビンタしたりデコピンしたりとわりと攻撃的なことをしてくる。あくまでギャグ描写だが「プリキュアへの顔への攻撃」をどんな小さなことでも避けてきたプリキュアシリーズではアロマは歴史的なキャラクターだと言えよう。


妹との関係

アロマは、妹であるパフを一緒に人間界につれてきている。

アロマはパフをとてもよく可愛がっているが少々度が過ぎており、如月れいことの一件での逆上ぶりからも判る様に、正直なところ重度のシスコンといって差し支えない。

パフはそんな兄を大好きではあるのだが、兄が怒らないことを見越してか、わりと遠慮なくイタズラやワガママをしたりする。7話では妹にボールとして遊ばれる始末で、兄としての威厳が保たれてるかについては微妙なところだ。

お兄ちゃんはボールじゃないロマー!

鳥と犬が兄妹が種類的にも違和感があるが、元々ホープキングダムは異形な住人もいるので一々気にしたら負けである。


評価と扱い

ちなみに大きいお友達たちの間では評価が『かわいい♪』ではなく『美味しそう!』という評価になっており、焼き鳥担当非常食担当と既に言われているとか・・・?

そして焼き鳥担当や非常食担当になった際の合言葉は「あれ?鳥がいねーぞ」であるとか・・・?

さらに大きいお友達たちの製作スタッフの中の人たちへの希望は「もっと美味しそうに描いて欲しい!」だそうで・・・、えっ?!普通は「可愛く描いて!」と言うところなんじゃないの・・・?!


まあ、鳥型のプリキュア妖精が歴代では『Yes!プリキュア5GoGo!』のシロップしかおらず、そのシロップは普段ペンギンのような容姿をしておりしかも人間に変身することもあるため鳥型の姿に固定されているアロマがそのような扱いをされるのは無理ないことか。また鳥の精霊なら『ふたりはプリキュアSplash☆Star』のチョッピがいるが、あまり鳥らしからぬ容姿なのでますますアロマの評価が『美味しそう』に偏っていくではないかと思われる。

加えて彼は性格や各話ネタでも見られるように、自分も見習い執事の立場なのにはるか達に偉そうな態度や口やかましい小言を連発する性分なため、視聴者からの心象もどちらかといえば良くなく、極めつけはアニメ本編内でも仲間達から雑な扱いをされていることが多々あるので、このような評価をされてしまうのも致し方ないのかもしれない。


とはいえ、彼のファンも少なからずいるので、やりすぎも程々にということを念頭に置こう。


人間形態

アロマくん

15話でミス・シャムールの力ではるかとほぼ同年齢の人間の姿となった。また、同じ15話でアロマとパフが王家に仕える執事とメイドの見習いであることが判明し、きららから「自分も見習いなのにあんな上から目線発言してたわけ?」と皮肉を言われている。

人間になっても語尾や口調は特に変化はしない。

見習いだけあってホープキングダムの王宮では使用人がやるような仕事しかやらせてもらえなかったようで、もっと執事らしい立派な仕事がしたいと夢見ている。

ちなみに人間の姿になったのはアロマが「はるかの1日の私生活をサポートする」というテーマで執事認定試験をすることになったため、人間社会に適応できる姿をとったという理由からに過ぎない。妖精と人間が共存しているホープキングダムでわざわざ人間の姿で過ごしていたわけではないし、そもそもミス・シャムールの力抜きで人間の姿に自由に変身できるわけではない。


ちなみに、アロマとパフは見た目が完全にインコと犬そのもので、人語をしゃべったりしなければ全く怪しまれない。それを利用してこの二人は一般人に怪しまれないように普段は動物の振りをしている。そのおかげでノーブル学園の女子寮のペットとして入り込むことに成功。動物の振りをしている限りは人前でも問題なくはるか達とともに行動できている。

ところが人間に変身すると女子寮に謎の男子がいるという状況になるため、不審者扱いされないようにすることが第一のハードルとして立ちふさがった(男子であるアロマほどではないが、パフも年齢的に学園の生徒とはみなされないため、不審者扱いされるのは同じ)。

つまり全寮制の学園という一種の閉鎖環境を舞台とする本作では人間の姿に変身する方が行動しにくいという従来のプリキュア妖精の逆のケースが発生しているのである。執事試験も学園ではなく街中で行われている。


各話ネタ

■第1話

  • ノーブル学園でパフをタヌキと間違えて捕獲したはるかから、かわいい妹を助けるべく、はるかに攻撃してくる。このときはるかに白刃取りされてアッチョンブリケ状態になった。
  • ブチギレしてはるかを羽で連続ビンタ。プリキュア史上稀に見るパートナー妖精と敵対的な初遭遇という流れに。

チッチッチ!!!!

■第2話

  • はるかと主君は面識があり、過去にドレスアップキーを託されていた事を知り、妹共々驚いた。
  • ホープキングダムの現状をはるかに伝え、「プリキュアに何が求められるか」を説いた。
  • 2度目のゼツボーグの襲撃と、足の負傷によるフローラの苦戦のどさくさで、第三のプリンセスパフュームを紛失してしまった。

■第3話

  • 冒頭でパフュームを探すときに、『パフューム何所~~』と叫んでいた("パフュームが喋るわけないだろう"と突っ込みを入れてしまいそうだ)。
  • 翌日もなくしたパフュームを探している最中に女子寮の生徒達と遭遇し、それが原因ではるかとみなみと離れ離れになる危機に直面した。
  • 可愛がっている妹を怖がる如月れいこに激怒し、「こんな寮、こっちから願い下げロマッ!!」と自分から寮を出て行くと言い出した。
  • 最終的にはパフの躰を張った、勇気ある行動でれいこと和解、仲良く寮で暮らせることになった。

■第4話

  • なくしたプリンセスパフュームの捜索が手詰まりになっている時、いち早く天ノ川きららが持っていることに気付いた。そして、はるか達と共にきららに会う為に町に出かけた。
  • バスの中ではヌイグルミのフリをしていたらしく、バスのスタッフに見つからなかった。
  • 広場で、鴨類の雛たちにお母さんと間違えられて、追いかけられた。

お母さんじゃないロマー!

  • きららと合流後、ゼツボーグが出てきて、プリンセスプリキュアが追い出すも、きららはパフュームを持っていたせいで、撮影をダメにされたと思って、あっさりと返してしまう。
  • その後日、ファッションショーで、ゼツボーグが現れる。キュアトゥインクルが覚醒して、浄化するも、今度はプリンセスキーと共に返されてしまう。

■第5話

  • キーとパフュームをあっさり返上したきららに対する怒りが治まらず、それを表面に出す。しかし、彼女にプリキュアになって欲しい事までは否定できないので、まだ諦めていないはるかの前では言葉を濁す。
  • 一応、はるかと接する事で変化していくきららを見守ってきてはいるものの、フローラとマーメイドの苦戦の場に駆けつけたきららに対し、「君は一体、何しに来た」「プリキュアにならないんじゃなかったのか」と、まるで追い返そうとするかの様に言い放つ。
  • それに怯まないきららの覚悟を見極めたアロマは、彼女にキーとパフュームを託す。そして、再びキュアトゥインクルに変身し、ここにプリンセスプリキュアが揃った事を喜ぶ。

■第6話

  • プリンセスプリキュアが3人揃った事でレッスンパッドを展開し、ミス・シャムールを召喚する。

■第7話

  • 妹(パフ)にボールとして扱われる

(お兄ちゃんはボールじゃ無い…)

■第9話

  • みなみがお化け恐怖症であることが判明し、そのために大ピンチになるというお話なのだが、パフが空気を読めずに「パフはお化けは怖くないパフ!」とドヤ顔。アロマは空気のよめない妹をたしなめるかと思いきや「パフはえらいロマ!」と褒めちぎる。これが悪いシスコンの例。
  • だがさすがに直後に「…って、そんな場合じゃないロマ!」と正気に返ってプリキュアたちに助言を行った。
  • 戦闘終了後はノーブルパーティーで踊るはるかとみなみに合わせて、アロマはパフをパートナーのして踊る。これは良いシスコンの例。ただ、体格差のせいでパフに振り回されていた。

■第11話

  • ディスピアが作り出した巨大な絶望の檻の中に、七瀬ゆいとともに閉じ込められたアロマとパフ。絶望の檻の中に作られた巨大な荒野に投げ出され、気を失う。しかし寝言でまでパフの事を心配する言葉を口にしていた。
  • だが、先に目覚めていたゆいにその光景を目撃され、「しまった・・・」と兄妹そろって固まってしまう。

しまったパフロマ…。

  • 今更動物の真似をしてごまかそうとするが時すでに遅し。「あなた達は何者なの!?」とゆいに詰問され、アロマは仕方なくプリキュアのことをゆいに話すことになった。

■第12話

  • きららがリポーターとしてTVに出演することになりはるか達とともに見学に。はるかが自分もTVに映るかもと出演者でもないのに無駄に緊張していたが、アロマはそれを真に受けたのか「それは大変ロマ!」と彼もまた緊張感をあらわにする。
  • アロマがしゃべってるシーンが万が一でもTVに映ると困るから慌ててたのかな?と思いきや、エピローグでTVに自分が写ってないことにガッカリしていたはるかと完全に同調していた。どうやら彼も意外とミーハーだったようで……

映ってない!!

■第15話

  • 記念すべき、彼が主役で人間態を初披露するエピソード。
  • アフタヌーンティーのレッスンでシャムールから合格点をもらって喜ぶはるかに「まだまだグランプリンセスには程遠い」とお小言を言うが、直後にシャムールから「ユーもまだ見習いでしょ?」と厳しい指摘を受け、前回不合格だった執事の試験に再挑戦することに。この時、はるか達はアロマとパフがカナタ王子に仕える執事とメイドの見習いである事を知った。
  • 翌朝、シャムールの魔法によってアロマはパフと共に人間の姿となり、はるか達を驚かせた。

♡パフロマ♡

  • アロマに課せられた試験内容は「一日はるかに仕えて彼女を満足させる」というものだったのだが、アロマは自分が立てたスケジュールを時間通りに進める事しか考えておらず、その融通の利かなさもあって、はるかを満足させるどころか逆に振り回しているようであった。
  • 途中、予定通りにスケジュールを消化できていないことに不満を漏らすアロマを見たはるかが残っているスケジュールを全部やろうと告げる。これに気を良くしたアロマははるかと一緒に次々にスケジュールを消化していく。

馬と羊

  • 夕方、シャムールからの運命の結果発表だったが、残念ながら不合格。シャムールから前のテストから何も変わっていない事や、執事にとって大事なものが分かっていない事を指摘されるが、アロマはそれを受け入れる事が出来ず、自棄を起こして走り出してしまう。
  • 無我夢中で走り続けるあまり赤信号に気が付かず道路に飛び出してしまい、トラックにはねられそうになるが、その場に居合わせた老婦人の執事・及川によって助けられる。

何のために信号があるとお思いか?

30分前の、信号の武器を使った戦士からも、指摘されていたかもしれない。

ルールはルールだ

  • アロマは及川が主人の荷物を放り出してまで自分を助けてくれたことに驚くが、それが主人の気持ちを汲んだ上での行動だったことや、「執事の使命は主の荷物を守ることだけではない」という及川の言葉、そして及川と彼の主人の在り方を目の当たりにした事などから、アロマはようやく自分が試験に落ちた理由に気づき始め、そこへ駆けつけたはるかから気遣いの言葉を掛けられ、感極まって泣き出す。

Go!プリ15話 アロマ

  • そんな矢先、先ほどの執事がロックの手によりゼツボーグにされてしまう。はるかがフローラに変身するが、強化型であった為劣勢に陥ってしまう。アロマは戦う力の無い自分に出来る事が何なのかを悟ると、学園まで全速力で走ってみなみときららに助けを求め、フローラの危機を救う。
  • 戦いの後、執事にとって大事な事は相手の事を気遣う気持ちである事を理解したアロマは、はるかの事を全然考えていなかった今日の自分を反省し、また一から出直して次の試験に合格して真の執事になる事を決意する。しかし、はるかに対するエラそうな態度や減らず口は相変わらずだった。

Go!プリ 第15話 執事に必要なもの

■第17話

  • きららが母親のステラに、「(学園の寮で)飼っているパフと、飼っていないけど居ついているアロマ」と紹介されずっこける。地味に学園でどう扱われているのかが判明した。なお、3話にて寮で飼うことが認められたのはたしかにパフだけであったりする。

ロマ!?

(まぁ、プライドの高いアロマからすればペット扱いされるよりはマシと言えるかもしれないが・・・)

■第18話

  • はるかから『花のプリンセス』のあらすじを聞かされた時、「主人公のプリンセスを魔女の生贄に差し出そうとした小鳥が、最終的に自分の行いを反省してプリンセスに許しを請うた」という展開に対し「そう簡単には許せないロマ」と強い不快感を表明していた。
    • 『花のプリンセス』のテーマ的にはここで小鳥を許すことが大切というものだったので、アロマは正直なところ「はるかが目指すプリンセスのあり方」を理解できていないとも言える。しかし、見習いながらも主君に仕える侍従という立場からすると、第5話でのきららとの一件同様「態度を翻した相手」を軽々しく許したり信用しないのは、むしろ当然で、そういう心構えに関しては、アロマは極めて有能なキャラクターだと言える。また、この『花のプリンセス』で小鳥を許したプリンセスの優しさについては肯定的に認めており、仕える者の意に背いてまで自分の意見を押し通す程頑固ではないとも言える。

イラスト

捕まえてきたビィ!ゼラチナスマター

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