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時をかける少女の編集履歴

2015-07-26 09:37:51 バージョン

時をかける少女

ときをかけるしょうじょ

『時をかける少女』とは筒井康隆が1964年から雑誌連載したジュブナイルSF小説。および、この小説を原作として映像化された(同名タイトル)諸作品群を指す。略称は「時かけ」。

Pixivでは2006年に上映された映画『時をかける少女』(監督:細田守)を意味することが、もっぱらである。


概要

筒井康隆による小説『時をかける少女』は1964年から1966年まで「中学三年コース」及び「高一コース」に連載される形で発表された。その後、1972年の鶴書房盛光社からの出版を皮切りに、現在までに様々な出版社より刊行され、版を重ねる続けるロングセラーとなっている。

1970年代からこの小説を原作とする映画ドラマアニメなどの映像化作品が量産され、結果として筒井の代表作と位置づけられることとなった。


映像作品

 初の映像化であるとともに、NHKにVTRが保存されていないために伝説化したシリーズ。後に最終回のみ映像が発見され話題となった。

  • 1983年 『時をかける少女』(監督:大林宣彦)

 女優・原田知世の初主演作であるとともに初の映画化でもある。監督大林独自の叙情的な映像表現などから単なるアイドル映画の枠組みを超えた人気と評価を得ている。松任谷由実が作詞・作曲した主題歌もヒットした。

 貞本義行キャラクターデザインを手がけたアニメによる映画化。ネット上での評判から上映規模が拡大したことから話題となった。

  • 2010年 『時をかける少女』(監督:谷口正晃)

 2006年版でヒロインに声を当てた仲里依紗がこの作品の主人公で、芳山和子の娘である芳山あかりを演じた。


いずれの作品も、単純に原作を映像化したものではなく、制作者の原作理解や感性、演出手法、制作時期の社会状況などを反映した独自の奥行きをもった仕上がりとなっており、根強い観客の支持を得るに至った。特に2006年版、2010年版は主人公さえ交替した次世代の物語となっている。


物語

作品によって登場人物が異なるが、大よその流れは以下の通り。

主人公のヒロインは同級生の男子高生二人と仲が良かったが、ある日の理科室で彼女は不思議な出来事に遭い、それ以来過去に戻る能力を得てしまう。実は、その能力の原因は同級生男子の一人によるもので、彼はある目的でこの時代にやってきた未来人だった。彼から真実を打ち明けられたが、同時に彼女への想いも告白されてしまい、彼女は戸惑ってしまう。そして、彼が未来に帰る時が近づいてしまう。


登場人物

原作

芳山和子:主人公でヒロイン。2006年版で真琴の叔母(CV.原沙知絵)として登場する。

深町一夫

浅倉吾朗

アニメ版

紺野真琴真琴(CV.仲里依紗):主人公でヒロイン。

間宮千昭千昭(CV.石田卓也

津田功介功介(CV.板倉光隆


関連イラスト

↓Pixivでもっとも投稿の多い2006年版を題にとった作品の例

ときかけ何度も


↓2006年版以外の”時かけ”を題にとった作品の例

時をかける少女


関連タグ

筒井康隆 細田守 奥華子 小説 映画 アニメ映画 SF 恋愛 青春  ループもの タイムスリップ 忘れられない夏


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サマーウォーズ おおかみこどもの雨と雪 バケモノの子

ぼくらのウォーゲーム


時をかける人々…2006年版のポスターをパロディーした作品につけられることが多い。

家族をかける少女…同監督作品『サマーウォーズ』に登場する篠原夏希のこと。

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