基礎データ
概要
メガシンカしたことにより巨大化した花を支える為に、足腰がさらに頑強なものに変化している。
頭部と尻の部分に新しい花が咲き、背中の花が巨大化してつるを巻いたヤシのような形に変化し、同時に葉っぱの数も増えているなど、フシギバナの面影を残しつつ、メガシンカによる強化を意識した姿となっている。
ゲームでの性能
H | A | B | C | D | S | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
フシギバナ | 80 | 82 | 83 | 100 | 100 | 80 | 525 |
メガフシギバナ | 80 | 100 | 123 | 122 | 120 | 80 | 625 |
メガシンカ前比較 | ±0 | +18 | +40 | +22 | +20 | ±0 | +100 |
メガシンカにより特に防御が大きく上昇し、攻撃・特攻・特防がこれに追従する形で強化される。
その代わり、カントー御三家のメガシンカ共通の特徴として素早さはそのままである。
これにより耐久型の能力になったが、特攻も十分高いのでアタッカーも十分こなせる。
だが、フシギバナの習得技や後述の特性の事もあり基本は耐久型で使われる。
特性は「あついしぼう」に変化する。
一見フシギバナらしくない特性だが、恐らく花の「子房」と脂肪をかけたのだと思われる。
くさタイプ故に特性の対象は両方とも弱点である為、何と特性によって擬似的に弱点が一気に減る、と言う事態となる。事実上の弱点はひこう・エスパーのみとなる。
氷タイプが弱点ではない草タイプは非常に強力なのはユキノオーやナットレイで証明されたとおり。
しかも特性のおかげでめざめるパワー炎も怖くないのが利点。
元々フシギバナは耐久向けの技を多く習得できる傾向にあり、能力・特性との相性が抜群である。
また防御面そのものが上昇している為、防御特化すればこだわりハチマキを持ったファイアローのブレイブバードすら耐え抜ける。
半端な攻撃では弱点を突いても落とせない程の耐久はそれだけで脅威である。
その為かXY発売直後からその数を着実に増やし、要対策ポケモンとして名を挙げる事に成功している。
但し欠点もある。
補助技はくさ技が多く、第6世代ではくさタイプに粉無効の能力が追加されたという事である。
勿論メガフシギバナにとっても利点ではあるものの、同時にくさタイプの相手がしづらいという事でもある。
一応ヘドロばくだんで対応できるのだが、ぼうだんブリガロンにはそれすら効かず手詰まりになってしまう。このため、対策としてめざめるパワー炎を覚えさせる場合も。
そしてメガフシギバナにとって最大の難敵、それは何を隠そうメガフシギバナ本人である。
草技はまともに通らず、耐久上昇のせいでヘドロばくだんも言うほど通らず、草対策のめざめるパワー炎も特性で通らない…とお互いに決定打が無くなるのである。
お互いに特防特化すると最早終わりが見えなくなる。
その為強力な耐性を持ちつつも手詰まりになる可能性も備えている、バランスの良いメガシンカと言えるだろう。
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カントー御三家・メガシンカ