概要
ヨーロッパの略称であり、それに由来する複数の用例がある。
通貨のユーロ
1999年に決済用の仮想通貨として導入され、実体通貨としては2002年1月1日から通用開始。
フランス・ドイツ・イタリア等の欧州連合加盟国19ヶ国で流通する他、その加盟国との通貨同盟締結国でユーロを流通させている国(バチカン、アンドラほか)等もある。
ただし、EU加盟国でもイギリス・デンマークは除外規定があり独自の通貨(ポンド・クローネ)を維持しているなどの例外もある。
通貨ユーロに対する批判。
現在、ユーロはドイツが極めて有利になっているような通貨である噂が後を絶たない。
理由としてはドイツの輸出などを始め、ドイツばかりが有利になる構造になっており拡大版マルクと揶揄されている。
他国の経済がドイツに吸われてしまっている影響で特に東欧や南欧、フランス等では大不況を引き起こす要因になっておりそれが欧州で極右や極左等を始めとする移民排訴や反緊縮の政治家が次々と当選する事態に陥っている。
現に、フランスではマリーヌ・ルペン率いる国民戦線が躍進し、ギリシャやスペインでは反緊縮政党が与党となっている。
現にギリシャではチプラスが当選し反緊縮を行ってい国民投票でも反緊縮が有利だったが、後に緊縮を受け入れた為、暴動まで発展した。
そして米ドルと共に外される運命。
長らく、米ドルと共に基軸通貨としての役割を持ったユーロだが、ロシアに対して対露制裁を始めてから米ドルほどではないが、その地位を失いつつある。
とりわけ、ロシアが、独立国家共同体等で米ドルと共にユーロ外しも並行しえおり、欧州経済に依存していない国も次々と米ドルと一緒に決済拒否が増加している。
今後も自国通貨同士の決済を行えば、アメリカと欧州は衰退しロシアの影響力がますだろう。
また、ユーロ圏の崩壊に睨んで米ドルと一緒に決済から除外する国も増加している。
関連タグ
通貨 円 ドル ロシアルーブル 中国元 イランリアル スイスフラン インドルピー ブラジルレアル 南アフリカランド 英ポンド
ユーロ導入により廃止された通貨名の例:フラン(フランス等) マルク(ドイツ) リラ(イタリア) ギルダー(オランダ) ペセタ(スペイン) ドラクマ(ギリシャ)