データ
身長 | 40m |
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体重 | 2万t |
別名 | 電脳怪獣 |
概要
防衛チーム:Xioが、大空大地の持つ古代怪獣ゴモラのスパークドールズを解析して得られたデータを元に作り出した、サイバー怪獣の1つ。
体の色は青を基調としており、姿形は本物のゴモラを忠実に再現しているものの、外見がかなりメカニカルになっている(まぁ、データ怪獣なのだから当然だろう)。また、両腕がより重厚かつ巨大になっており、爪も非常に長くなっているのが特徴。腕にはゴモラの頭文字であるアルファベットの「G」が赤い字で刻まれている。
大地のスパークドールズのデータを元にしている為、スパークドールズの頃の記憶を保持しており、大地の身を案ずるなど感情を有していることが窺える。
両腕の爪を活かした豪快な一撃を武器とする。また、『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』で、レイのゴモラが使用していた「大回転打」のような尻尾浴びせ攻撃も披露した。また、両腕は盾のような役割を果たし、相手の光線を弾き返してダメージを与えることも可能。
必殺技はサイバー超振動波。エネルギーを両腕のクローと角に集め、敵に高速で接近し、ゼロ距離で振動波を浴びせる(両腕からも振動波を発する点以外は『大怪獣バトル』でゴモラが使用していた「ゼロシュート」に近い)。
戦闘能力は非常に高く、エックスとの2人掛かりだったとはいえ、あのキングジョーを圧倒した上、ザラガスやメカゴモラといった歴代のウルトラ戦士たちを苦戦させてきた強敵たちが相手でも互角以上の戦いを繰り広げている。
実体化前
サイバーゴモラを含むサイバー怪獣は、当初は実体化させて使役することを想定して開発されていたもので、第1話ではサイバーゴモラの実体化実験が行われているが、体を構成するエレクトロ粒子の定着が67%に達したところで崩壊・消滅してしまい、実体化に失敗してしまった。
それ以降はエックスの装備するモンスアーマーの1つ:ゴモラアーマーを装着する際にサイバーカードが使用されているのみで、直接登場はしていなかった。
ただ、上記の実体化実験のシーンでは実際にサイバーゴモラの着ぐるみが制作され、それをデジタル処理することで粒子定着の様子が描写されている。このため、ファンの間では今後、何らかの形で実体化して登場してくれるのではないかと期待する声も上がっていたのだが……。
第7話と8話の間に放送された総集編「出会い そして仲間たち」の予告シーンにて、なんとザラガスと戦闘するサイバーゴモラの雄姿が!!
ファンの予想通り、実体化が決定したのだ。
実体化後の活躍
第11話
初登場は第11話「未知なる友人」。
実は第1話以降もシンクロ実験は続いており、冒頭では26回目の実験で実体化には成功している。しかし、大地の脳波とのシンクロが成功せずに、粒子がすぐに分離してしまう状態が続いていた。
27回目の実験の後からゴモラが大地に思考を読まれないように心を閉ざしてしまったため、実体化どころか心を知ることも出来ない状態になってしまう。
しかし、キングジョーとの戦いで窮地に陥った大地のエクスデバイザーにカードが出現。大地の心と繋がったことで、これまで心を閉ざしていたのは大地と繋がることで彼の身に及ぶ負担を心配してのことだったと判明する。その後、戦う覚悟を決めていた大地の意志を受け入れ、その心が繋がりスパークドールズが出現、それをリアライズして実体化に成功する。そしてエックスと共にキングジョーと戦い、見事な連携で撃破した。
第12話
今回は、ツルギデマーガに敗れて電脳世界に散ってしまったエックスのデータを探している大地に変わり、アスナが脳波コントロールする形で実体化した。
ギナ・スペクターが実体化させたザラガスを相手にザラガスフラッシュに苦しめられながらも善戦し、最後はサイバー超振動波で撃退することに成功した。
第14話
ギナ・スペクターの手によってXioの基地近くに出現させられたメカゴモラに対抗すべく、今回もアスナ隊員によってリアライズさせられる。
強固な装甲と豊富な武装を誇るメカゴモラを相手に一進一退の激しい攻防を繰り広げるが、最後はサイバー超振動波とアリサ隊員の放ったウルトライザーの同時攻撃でメカゴモラを粉砕し、勝利を収めた。
余談
TV本編の登場に先駆け、2015年9月26日にソフビが発売。
ソフビには新たにデザインの描き直されたサイバーカードが付属している。