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ギアースクライシス編

ぎあーすくらいしすへん

ギアースクライシス編とは、「カードファイト!!ヴァンガードG」のアニメ新シリーズである。

概要

2015年に開始されたアニメ版カードファイト!!ヴァンガードGの新シリーズ。

ヴァンガードのアニメシリーズを通算で見るならば、第6シリーズとなる。

Gが開始され、フューチャーカードバディファイトとのカニバリもあり、前以上に販売実績や人気が落ち込んでいた為、続編はもう無いのではと思われていたが、10月から新しく開始された。

「ギアースクライシス編」というタイトルどおり、今作は「ギアース」が物語の鍵を握っている様子。

ギアースは、ヴァンガードGから登場したシステムで、「ギアース(GEARS)」と呼ばれるヴァンガードユニットをホログラムで表示する舞台装置が登場し、これが使用されるカードファイトでは、無印シリーズと違いユニット達が動き回っている。

ただ、ギアースはどこにでもあるようなものではなく、大きな大会や施設でのファイトでないと出てこない。本作ではむしろ、カードショップでのファイトや青空ファイトといった身近なシーンの方が多く、そういう時は今までどおりに脳内イメージが描かれる形のファイトシーンとなる。

ギアースを使ったファイトではヴィジュアル的な動き重視のためか、放送初期の頃はカード説明やパワー表記等が省略されがちであったがこのあたりは話数が進むにつれて改善されていったが未だに省略されることもある。

パワー表記は、一期26話からアイコンが変更されている。

作中では、ごくたまにギアースで描かれるホログラムが物理的な実体を持って現れるという超常現象が発生することがある。

ギアース自体がかなりブラックボックスの技術によって作られており、これは惑星クレイの秘密と密接につながっているようだ。

ギアースの存在はシリーズを通した大きな謎としてストーリーの縦軸を担っている。

そして新キャラクターの明神リューズが何かしらの思惑がある事も前期で伊吹コウジにより発言されていた。

まだ謎だらけだが、主人公の新導クロノがリューズを止める唯一の鍵と言われている。

今作から「G(ジェネレーション)クエスト」と呼ばれるイベントが開始され、今ままでは、近未来の東京都(主に墨田区)を主な舞台にしていたが、今回から様々な東京の地区が出てきている。

やはり実在の東京の風景がほぼそのまま再現されていることがある。

前期同様、超常能力的な描写も無印シリーズより抑制されており、作風としては現実的で地に足がついたものとなっていると言えるが、今作からクロノ達が惑星クレイが実在してる」云々を多少なりとも知ってしまい、もしかしたらクレイと関わってしまって超常能力的な描写も加わってしまう可能性もあるが、まだどうなのか不明。

今作も、各種カードの能力のプロモーションという意味合いが強かった今までのシリーズとは少し異なり、「ヴァンガード」というゲームそのものの楽しさを伝える作風が重視されており、キャラクターたちのヴァンガードに対する思いやヴァンガードを通じて広まる友情関係・人間ドラマなどが無印シリーズ以上に重要視されている様子。

実際のファイト描写はやはり現在も少なくなっている様子。

ファイトは、1回のファイトが決着までに2話に渡ることも多かったが、基本的に「1回のファイトは1話で決着をつける」が今作も重視されており、見やすくはなっているが、たまに2話かかることも。

登場人物はヴァンガードGのキャラクターや前期から再登場していたキャラクターを含め、Gの開始で離れていったファンを呼び戻す為か、「レジェンドファイター」として歴代のキャラクターが成長した姿で再登場。

「Gクエスト」の回には必ず登場し、というか基本的にはほぼ毎回登場している。

中には、既にクランリーダーにのし上がっている人物もいる模様。

レジェンドファイターではないが、無印シリーズのキャラもちらほら登場している。

そして新しくラミーラビリンスという女の子アイドルユニットが登場。

普及協会主催の大イベント「Gクエスト」の公式イメージキャラクターとして度々登場している。

彼女達が物語にどう絡んでくるかも見物。

今作には、かつて無印シリーズで登場した伝説のファイターDAIGOも再登場しており、「ズー支部」のクエスト内で登場している。

ニコニコチャンネルでも見ることができ、毎週火曜21:00より更新され、最新話1週間無料で、1話のみ永久無料となっている。

ストーリー

世界で数億人ものプレイヤーを数えるこのゲームは、常に人々を熱狂させ、絆を育んできた。

孤独だった新導クロノの運命は、未知のクラン「ギアクロニクル」を通じてヴァンガードと出会った事から大きく動き出した。

誇り高く自分の可能性を追及する綺場シオン

ありのままの自分を認め、健やかに未来を描こうとする案条トコハ

彼等「チームトライスリー」は、自分達の信じるヴァンガードを貫き、共に成長してきた。

そしてこの秋に、ヴァンガード普及教会が主催するビックイベント「G(ジェネレーション)クエスト」が開幕される。

6つの支部のクエストを制覇した者に与えられる栄誉「ジェネレーションマスター」の称号とクランリーダーへのチャンス。

新たな目標に燃える「トライスリー」だが、その熱狂の裏では、ヴァンガードを破滅へと導く巨大な陰謀が進行していた。

裏で暗躍する伊吹コウジの「Plan-G」とは…?

新たなる出会いを通じて、クロノ達はどんな未来を掴むのか?

「Gクエスト」にはレジェンド級のファイター達も参戦する。

新時代の戦いが今始まる。

登場人物

主人公

物語の主人公。

他人にあまり心を開かない少年だったが、ヴァンガードを始めてからは様々な出会いを経験し、他人と関わることの大切さを学び、人間として大きく成長した。

「Gクエスト」を通じて、彼自身にも関わる重大な秘密が明らかになって行く。

使用クランはギアクロニクル

メインキャラ

名家である綺場家の御曹司…だったが、エースの卑劣な罠に嵌り綺場家の会社が買収される。

ヴァンガードもさることながら、幼少のころから取り組んでいるフェンシングの腕も超一流。

使用クランはロイヤルパラディン

ヒロイン。面倒見の良いしっかり者で、お祭り大好きな江戸っ子気質。兄の安城マモルはヴァンガード普及協会職員でクランリーダーを務める。

かつてそんな兄に対してコンプレックスを抱き、素直にヴァンガードに向き合えない時期もあったが、仲間との交流を通して成長し、自分の可能性を信じられるようになった。

使用クランはネオネクタール

新キャラクター

今作から初登場となるキャラクター。

ラミーラビリンスのひとり。

キャッチフレーズは「夢見る気まぐれバタフライ」

アイドルとしての経験も豊富で、仕事へのプロ意識が高く、なんでもテキパキこなすしっかり者。

ヴァンガードも相当な腕前。

使用クランはグランブルー

ラミーラビリンスのひとり。

キャッチフレーズは「月の光は私の魔法」

心優しく純粋な性格で、一度心に思い込んだら一途に突き進む。

アイドルに戸惑いながらも仕事に懸命に取り組み、特にヴァンガードは初心者ながら周囲を驚かすイメージ力を発揮している。

使用クランはペイルムーン

何かの思惑があり、裏で暗躍している様子。

ヴァンガード普及協会の創設者にして、現名誉会長。

クロノの父、新導ライブの旧友でもあったが、「ディペンドカード」を用いた野望を企んでいる。

シオンの叔父と共に、綺場家の会社を買収した張本人。

顔がアムと酷似している。

使用クランはグランブルー

前作から引き続き登場するキャラ

前期にも登場し、引き続き登場。

主題歌

オープニングテーマ

「YAIBA」

歌:BREAKERZ

作詞:DAIGO

作曲:AKIHIDE

編曲:BREAKERZ

エンディングテーマ

「Don't Look Back」

歌:ラミーラビリンス蝶野アム(CV.愛美)・弓月ルーナ(CV. 工藤晴香)

作詞:タイラヨオ(SUPA LOVE) & あらケン(SUPA LOVE)

作曲:あらケン(SUPA LOVE)

編曲:あらケン(SUPA LOVE)

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