概要
CV置鮎龍太郎
ヴァンガード普及協会に所属するなるかみのクランリーダーで、ドラゴンエンパイア支部を取り仕切る支部長。
カードファイトを愛するあまり、仕事をサボってファイトにいそしむ自由人であり、それ故に仕事を押し付けられたマモルきゅんの頭を痛めている。
基本的に穏和でお祭り好きな性格だが、その一方で大人が背負うべき責務やヴァンガードの在り方に対しては非常に真摯。
彼の責任感の強さは、ユナイテッドサンクチュアリ支部の苛烈な育成方針に関する通報を受け、その運営停止をかけた支部長総会を即座に開く、クロノ達がユナサン支部に真っ向勝負を仕掛けると決めた際、普段は見せることのない真剣な面持ちで彼らを諭すという形で描かれた。
こういった人柄に惹かれる者は多く、マモルやドラゴンエンパイア支部の人々、そしてクロノ達からも信頼されている。
ドラゴンエンパイア支部では「ヴァンガードを親しみやすく、皆で楽しめるようにする」というモットーを掲げているため、ユナサン支部の「勝利志向主義」を掲げる神崎ユウイチロウ支部長の方針についてはあまりよく思っていない。…というより元々神崎の事が性格的に苦手だったようだ。
新右衛門編
若い頃(おそらく大学生時代)の姿で登場。かつてライブに負けたことが切っ掛けで大雪山で山籠もりして武者修行を行っていた。
そんな中、日比野エスカが現れ、ライブが自身が立ち上げた大会「エスカップ」に参加することを知り、同じくライブに因縁のある神崎ユウイチロウと海津ルウガ(後のヴァレオス)の3人とチーム竜牙独尊を結成する。
エスカと初めて会った際には、彼女が変装用に着ていた「絶界巨神ヴァルケリオン」の着ぐるみを気に入り、着てみたいとエスカに頼みこむ一幕も見られた。
決勝での先鋒戦ではマークとファイトを行うも開始前に彼を応援するために雪山から訪れたと思われるクマなどの猛獣がギャラリーに現れ、会場は大混乱。
神崎と海津の2人を諭し、マークに人を楽しませるように見せる一方で、マークのドライブチェックを見ながら状況を確認し戦略を練るなど、Gの頃に見せた物事を楽しむ純粋な面と、物事を俯瞰して見ることができる理知的な面を既に併せ持っている。
使用デッキ・戦略
【なるかみ】のデッキを使用。
エースはドラゴニック・ヴァンキッシャー。
同じくドラゴンエンパイア支部の安城マモルと似た、除去とパワー上昇に主軸を置いた攻撃的なファイトスタイルが持ち味。
新右衛門編も同様にドラゴニック・ヴァンキッシャーを軸にした【なるかみ】を使用。
こちらは当時のメインレギュレーションがGユニットの存在しないルールであったため、イマジナリーギフト・アクセルによって追加された前列に大量展開したリアガードを、ヴァンキッシャーの効果で強化し畳み掛ける戦術を使用していた。