CV:堀江由衣
概要
年齢は26歳。若くして化粧品関連会社の社長を務めている。
甥のクロノとマンションで二人暮らしをしているが、仕事が多忙であったり部下との付き合いで呑みに行ったりなどで、あまり家にいることがない。
そのため、26話にてようやく初登場となった。
10話でクロノが「この町に来て1年も経つのに~」と発言していた事から察するに、恐らく1年位前に施設で暮らしていたクロノを引き取ったと思われる。
クロノが両親に先立たれた当時は高校生だった為、彼を引き取れず施設に預けていたが、クロノと共に暮らすことを目標に早く自立できるように努力してきたらしい。
(尚、同じく高校生だったのに両親を亡くした幼かった戸倉ミサキを引き取った新田シンについては考えないこととする。)
兄夫婦の忘れ形見であるクロノのことを大事に思っているが、塞ぎがちで誤解されやすい彼のことを心配しているフシも見られる。
35話で現在と同じ位の歳のクロノと一緒に写っている写真がある。
新田シンとは高校の時からの同期であり、彼の所属するチームを陰ながら見守っていた模様。
10年ぶりとシンが言っていた事から、10年はお互い会っていなかったらしい。
シンの事を「君」付けで呼んでいる。
恐らく「チームNippon」のメンバーであるライブとシンと組んでいたニンジャマスターMことマーク・ホワイティングとも知り合いだと思われる。
かつて兄・ライブがヴァンガードの仕事で事故に遭い、消息不明(死亡しているかは不明)となっている件もありヴァンガードに対して良い印象を持っていない。
クロノが最近ヴァンガードと関わる様になっている事実を知った際、兄と同様にクロノに災いが降りかかるかもしれないと危惧したミクルはクロノにヴァンガードを辞めるように告げるが、今のクロノにとってヴァンガードがなくてはならないほどの重要な存在であり、シンからも「彼の事を信じてほしい」という強い願いから、彼がヴァンガードを続けることを許した。
クロノの身を案じており、クロノがハイメ・アルカラスを連れてきた時は友達が出来たことを喜んだ。
二期では、クロノが明神リューズの野望を止める為に戦う事に猛反対する。
シンとクロノがファイトしている所を心配そうに見守るが、クロノが辛そうな顔でヴァンガードをするのは耐えられないと、リューズの野望を阻止しようとするクロノを認める。
この回で、ミクルが高校生の時に施設に預けられたクロノに会っていることが判明。
そして、大学生の時に、今住んでるマンションと似た部屋で幼いクロノがいたことから、一時的にクロノを預かってた事もあると思われる。
(ちなみにこの回ではないが、クロノは施設に預けられる前の幼少期、肩車した父とミクルと登場しているシーンがある。)
クロノは施設の庭のトマトを勝手に食べてたり、写真で仏頂面していたりと、この頃は意外とやんちゃだったと思われる。
容姿は、オレンジ色の長髪とエメラルドグリーンの瞳が特徴の、垢抜けた印象の美女。
前髪の一房が異様に長く、後ろから首に巻き付くようにカールがかかっている。
…クロノの前髪といい、そういう遺伝子なのだろうか…。
なお、兄・ライブはそうした特徴的な髪型をしておらず、兄妹としてはあまり似ていないと言える。
ちなみにミクルにとっては義理姉にあたるクロノの母は未登場だが、クロノを産んですぐに亡くなったらしい。
新右衛門編
2018年以降のアニメ『カードファイト!!ヴァンガード』は、漫画版の世界観を元にしているため、登場人物は同じながらパラレルワールド扱い。
この世界にもミクルは存在するのだが…2019年8月24日から放送開始された新章『新右衛門編』ではまさかのメインヒロインに抜擢。
本編から約10年前の中学時代の彼女が登場する。当時は後にクロノが入学する晴見中学に通っていた。
20代半ばの大人の女性だった旧シリーズと違い思春期のためもあり、旧シリーズのような落ち着いた言動は見られない。むしろ強気で我の強い面も見られ、初期の安城トコハに近い。
日比野エスカにアイドルデビューを薦められ、彼女の褒め言葉にその気になり、『ちょっとだけ』と口では言いつつも、エスカが席を外している間に色々な衣装をノリノリで試着したり、エスカにメイクを施された自分の姿を鏡で見て頬を染めるなど、年相応の無邪気な様子も見せる(アイドルデビューに関しては最終的には断ったが)。
ヴァンガードファイターに囲まれて生活しているがヴァンガードはしていない。同級生の橘タツヤにそれを言及された際には、身近なヴァンガードファイターが変人しかいないため、ヴァンガードをやったら自分もそうなりそうだから、と理由を語っていた。
ライブを『兄貴』、シンを『新右衛門くん』、マーク・ホワイティングを『マークくん』と呼んでおり、彼らの破天荒な行動に振り回されて辟易する一方、旧シリーズでは曖昧だったシンへの好意らしきものも描写されている。
新右衛門を叱責する際には『○○右衛門』(例:『考えなし右衛門』『追試受けまくり右衛門』など)と呼ぶなど厳しいが、『店内で煮炊きは禁止』とシンを叱っておきながら、彼の不在時には『私はいいの』とシンのインスタントラーメンを勝手に食べていたりと、意外とちゃっかりしている。
また、当時は料理をさせてはいけない部類のキャラであることも発覚。甘い匂いがするからと言って砂糖と洗剤を間違えるレベル。次の回では材料こそ間違えなかったが、今度は分量を間違えて売る程余ってしまった。
……クロノが料理上手になるのも納得である。
また、産まれたばかりのクロノを可愛がっている様子。
関連タグ
新導クロノ←ライブの子供で甥にあたる
新導ライブ←クロノの父であり、ミクルの兄
新田シン←10年程前からの知り合い