先導者VS破壊の竜神。物語は決戦の"Z"へ!
概要
カードファイト!!ヴァンガードGにおいて、GNEXTの次シリーズで、ヴァンガードのアニメシリーズの通算で(無印含め)第9シリーズにして、Gシリーズの完結編。
同時にアジアサーキット編から6年続いたテレビ東京制作枠(日曜朝10:00)で放送された最後のアニメとなる(ちなみに後番組はこのシリーズのアニメ作品になった)。
惑星クレイに封印されている破壊神「破壊の竜神 ギーゼ」の復活を目論み、ディフライダーに憑依して地球に降臨し、地球への侵攻を開始した「使徒」と地球のヴァンガードファイターの戦いを描く。
新たな要素として『ゼロスドラゴン』と究極超越(アルティメットストライド)が導入される。
Gシリーズの集大成として、Gシリーズのキャラは勿論、旧シリーズのキャラも総力戦で登場する。
尚、無印第1期から続くアニメシリーズとしては最後の物語であり、『overDress』以降にはそれまでのシリーズに登場したキャラクターと世界観は引き継がれていない。
ストーリー
激闘のU-20チャンピオンシップでシラヌイの呪縛を解き放ったクロノたちだったが、
惑星クレイから"使徒"を名乗るユニットたちが人間にディフライドし潜んでいた・・・。
彼らが慕う神は全てを滅ぼす"破壊の竜神 ギーゼ"。
その復活を目論む"使徒"たちは、6体の竜"ゼロスドラゴン"の力を使い地球を侵略する!
ヴァンガードファイターたちよ、今こそ立ち上がれ。
互いに繋ぐ絆のもとに、運命を越えて、未来をつかめ!
登場人物
チームトライスリー
その他主要キャラ
- 東海林カズマ(CV:バトリ勝悟)
- 明日川タイヨウ(CV:桑島法子)
- 西沢アラタ(CV:堀江瞬)
- 浅田マコト(CV:青木志貴)
- 伊吹コウジ(CV:宮野真守)
- 早尾アンリ(CV:西健亮)
- 羽島リン(CV:近藤唯)
- 岡崎クミ(CV:佐々木未来)
- 江西サトル(CV:長谷川芳明)
- 鬼丸カズミ(CV:松風雅也)
- 安城マモル(CV:柳田淳一)
- ハイメ・アルカラス(CV:岸尾だいすけ)
- 多度ツネト(CV:加古臨王)
- 山路カル(CV:大塚琴美)
- 長良ケイ(CV:田中進太郎)
チームQ4
旧シリーズからの再登場キャラ
使徒
- カオスブレイカー(星崎ノア)(CV:喜多村英梨)
- ダムジッド(渕高サオリ)(CV:松元恵)
- ダークフェイス(若水ソウスケ)(CV:浜添伸也)
- グレドーラ(ゲイリ・クート)(CV:田村ゆかり)
- ヴァレオス(海津ルウガ)(CV:竹内良太)
- ガスティール(日比野アルテ)(CV:小野友樹)
主題歌
- オープニングテーマ
「情ノ華」
歌:己龍
- エンディングテーマ
「-HEROIC ADVENT-」
歌:Roselia
ネタバレ項目
この項目は本作から登場したものやアニメのみでは把握しきれない要素も含めたネタバレを含みます。下記にご注意ください。
ゼロスドラゴン
ギーゼを慕うディフライドしたファイター達が使う、ギーゼの作りし最強の僕。
名前の一つ一つに『獄』『絶』『死』といった不気味で神々しい漢字が混ざり、名前の最初が国家の頭文字から始まったり、
全部のユニットがドラゴンであり、所属するクランが国家そのものになっているのが特徴。
実際に竜の姿をしてはいるが、その実態はクレイエレメンタルと似て非なる無形の存在であり、疑似的な「超越生存体」である。
ゼロスドラゴンは普通の超越とは違い、自らの未来と可能性を懸けて超越する『究極超越(アルティメットストライド)』でその身を現し、相手に圧倒的な強さで屈服させる。
だがその反面『究極超越』したファイトで敗北すると使ったファイターのGゾーンが消失するという大きな代償を引き起こす。
使徒たちが敵を倒す為にゼロスドラゴンを使用していたのは、ギーゼ復活の元となるパワーを集めるのが真の目的だからである。
そして、第19話にて全てのカードが東海林カズマにディフライドしたギーゼの手元に渡り…。
なおTCG化した場合、大体の効果が再現されている。詳しくはこちらのリンクの『究極超越』の用語を参照。
レリクス
ガスティールが創り上げた、クレイ中の負の思念が引き寄せられる異空間の世界。真っ当な建築物は「神殿」だけで、それ以外は血と骨と臓腑の大地が果てしなく続く空間はまさに「地獄」そのものとなっている。
クレイと地球の技術の融合による特殊な存在であるため、使徒以外の出入りは不可能だが、シラヌイはガスティールに利用されていた当時、この場所で邪眼の能力を与えられたことが判明している。
その真の意味ではヴァンガードに通じた地球とクレイの絆を破壊するために作られたものであり、ガスティールが授かったギーゼの呪われしの力が作用している。
ギーゼの紋章
使徒とのファイトに敗北した地球のファイターが強制的にレリクスへ送り込まれ、ギーゼの器候補たちの右手の甲に刻まれる紋章。レリクスに長くとどまるほど輝きを増していき、この紋章が完全に輝いた時は、器候補は分身であるユニットとの絆を完全に断ち切られる代わりにギーゼを宿すことが可能になるのだ。
ディメンショナル・オーバー・ストライド
時空を超えて、惑星クレイから絆を結んだユニットを地球で実際に働く力を持った存在として召喚して憑依する、ディフライドとも異なる特殊な力。物語の終盤でトライスリーの3人は、ギーゼを倒す(のと、器にされてしまったカズマの救出)為に、この方法を利用してユニットと一体化することで披露し、最終決戦に挑んだ。
余談
ED主題歌を担当したRoseliaは、Bang_Dream!のアプリ版ガールズバンドパーティ(ガルパ)に登場するバンドである。
過去にミルキィホームズがヴァンガードの主題歌を担当した時と、同じ系統での起用と思われる。
この件がきっかけか、以降のシリーズでも主題歌にBang_Dream!の一部のバンドの曲が起用されるようになった。
次シリーズ2018年版(新無印)では制作体制等も変更した上でAbemaTV・TOKYOMX他での放送に変更されたが、続・高校生編からは旧シリーズ第1作と同じテレビ愛知制作枠に回帰し、テレビ東京系列局での放送が再開された。
(2018年版は本作シリーズの前日譚の可能性があるが現時点で明確な繋がりは無い。)
関連タグ
Gシリーズ
- 1期カードファイト!!ヴァンガードG
- 2期ギアースクライシス編
- 3期ストライドゲート編
- 4期 カードファイト!!ヴァンガードGNEXT
- 5期 カードファイト!!ヴァンガードGZ
時系列(2011年版)
カードファイト!!ヴァンガードGNEXT← 本作 → 「新聖紀」の終焉。時は流れ、「天輪聖紀」の時代へ移行。
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