日本では男性キャラクターとして知られているが、原語版では女性キャラクターであり、名前もエアレイザー(Air razor)となっている。
概要
初登場は『ビーストウォーズ』第12話。
スキャンした動物は「ハヤブサ」で、サイバトロンでは貴重な飛行可能なメンバー(『メタルス』以降は彼以外にも飛行可能なキャラは増えているが)。
基本的にタイガトロンと一緒にいる事が多いが、単独行動が多いタイガトロンとは違い、コンボイやラットルらサイバトロン戦士と共に行動する事も結構ある。
掛け声は「ハイヤー!!」。
落下時にポッドが損傷してしまった為に誕生すら危うかったが、ライノックスによって何とか誕生する事が出来た。
日本語版では玩具の販促の都合により男性に変更されたものの、元々女らしく見える場面が少なめであった為か日本の視聴者にはそれほど違和感もなく映り、タイガトロンと次第に恋仲になっていく描写があたかも友情が深まっていくようにうまいこと差し替えられていった。
が、続編の『メタルス』ではあろう事か手を握ったり見つめ合っちゃったりしたもんだから、日本語版脚本では開き直ってBLにしてしまった経緯がある。
病気だったんじゃない、大事故である。
しかもテレビマガジンの質問コーナーで読者の子供にこの事を突っ込まれた際には「友情が愛に変わったんだよ、変心ってね!」といった回答まで飛び出した。
なお、玩具では性別に関する設定は特に書かれておらず、ならば、性別不詳のトランスフォーマーとして登場させればよかったのではと思われる。
また、エアラザーがアニメに登場する前に発売された、玩具写真を用いた児童書では原語版に則り「女性戦士」と紹介されていた。
トランスフォーマーアドベンチャー
エアレイザーの名称で登場。
詳細はリンク先を参照。
関連タグ
コンボイ ライノックス チータス ラットル ダイノボット タイガトロン シルバーボルト デプスチャージ
今木商事版メタルス
今木商事氏が描いた『コミックボンボン』に連載されたコミック版『メタルス』(1999年11月号~2000年4月号)では女性のままである。
しかも顔が擬人化された上に口調も女らしくなるなど大幅にアレンジされた。
↓本人降臨
どうしてこうなった…
このデザインは『Qロボ トランスフォーマー』(単行本は『爆笑トランスフォーマー ギャグコロシアム』、作者は今木商事)の時も同じだったが、初代メガトロンは「ファンだ」とぶっちゃけたり、ブラックウィドーはタイガトロン探しに協力的だが何故か写真集を出したり、レーザーウェーブには入浴時を盗撮されたりと、何故かデストロンサイドの受けが良い。
あだ名は「エアりん」。