概要
姿は伏羲と同じく蛇身人首と描写され、彼とは兄妹もしくは夫婦とみなされる。
ちなみに「女媧」の媧は環境依存文字なので、表記としては「女カ」を使われる事もある。
ゲームの「無双OROCHI」に登場する「女媧」の絵にタグが付けられる。
封神演義
原作小説においては紂王に侮辱されたことに怒り、妲己三姉妹を派遣して殷を滅ぼした張本人という設定。
しかし藤崎竜版ではラスボスになっており、外見もまるで人形のような奇怪な姿として描かれている。
以下、本作の根幹に関わるネタバレに注意
女媧、そしてかつての友人である伏羲は、異星人である。人形の姿は仮初であり、本当は頭の長いエイリアンの姿をしている。
彼女たちは滅んだ自らの文明を新たに作り直すため、地球に到来し、人間たちに知恵を授け歴史を導いてきた。しかし女媧は「完全に」歴史を繰り返すことを望んでいたため、宝貝「四宝剣」で失敗した文明を何度も完滅させ、そしてまた猿同然に戻った人類にもう一度英知を…ということを繰り返していた。
その蛮行を咎めた伏羲他4人の仲間達は彼女を封印するが、魂魄だけで抜け出した女媧は、再び歴史の箱庭を作り直すため、彼女たちの遺伝子を受け継ぐ子孫…仙人骨を持つ人々=道士を操り、再び中国大陸に文明を築き上げたのである。
伏羲は魂を二つに断たれていたものの、「善」の心である太公望、そして「悪」の心である王天君が合体したことにより復活。肉体を取り戻した女媧は伏羲一派との最終決戦に向かう。
己の野望がついえたことを悟った女媧は四宝剣で地球を破壊し、別の星に移り住もうとするが、封神された神々の力を受け継いだ伏羲によって滅ぼされ、最後は伏羲を伴い自爆を敢行する。
しかし伏羲は生き延び、その後の世界を見守っていくこととなった。
無双OROCHIシリーズ
CV 牧島有希
美しさと威厳を備えた、流麗な女戦士。魔王再臨・魏軍シナリオで初登場。
自分の武力・仙術には絶対の自信を持っており、他者を見下す傾向がある。
皮肉を込めた言い回しが多いのも特徴。男性に対してはガードが固く、触れられることを強く嫌悪する。
当初は曹操の暴走を危惧し、監視するかのような行動を取っていたが
彼の戦いを通して次第に認識を改めていき、最終的には人間の可能性を信じる事に。
2においても引き続き魏軍に参加しており
樊城を突破して成都へと向かおうとする馬超達討伐軍の前に立ちはだかる。
アタッカータイプはスピード(魔王再臨)→パワー(2)。