nimocaは、西日本鉄道(西鉄)が発行するICカード乗車券。
概要
2009年より導入開始。
「Nice Money Card」 の略称で、「Ni」は「Nishitetsu」の「Ni」でもある。
マスコットキャラクターは「フェレット」で、名前は特に付いてはいない。
2010年より福岡市営地下鉄「はやかけん」、JR九州「SUGOCA」、JR東日本他「Suica」と相互利用可能となっている他、福岡県の一部(福岡市、糸島市)と佐賀県北部を営業エリアとする昭和自動車(昭和バス)や、JR九州バスの直方線でも順次利用可能になっている。また、大分県内のバス会社(大分交通、大分バス、亀の井バス)において同システムの「めじろんnimoca」が発行されている。
なお、同じ大分県内のバス会社日田バスでは、西鉄発行のnimocaが利用されている。また、日田バスでは高速バス【「ひた号(全便)」と、「とよのくに号」・「ゆふいん号」・大分‐長崎線「サンライト号」・福岡‐黒川温泉線の日田バス担当便】と一部の一般路線【日田市内循環バスひたはしり号】のみ利用可能である。
2013年3月からは交通系ICカード全国相互利用サービスが始まり、nimoca利用可能エリアでもJR北海道「Kitaca」・首都圏私鉄およびバス「PASMO」・JR東海「TOICA」・名古屋鉄道および名古屋市交通局「manaca」・JR西日本「ICOCA」・近畿圏私鉄およびバス「PiTaPa」が利用可能となった。(ただし、「PiTaPa」は電子マネー機能は利用できないので注意)
なお、2014年3月からは熊本市交通局(熊本市電)でも利用可能となり、「でんでんnimoca」が発行された(全国相互利用サービス対応)。しかし、九州産業交通をはじめとする熊本市内のバス会社各社は別のICカード(熊本地域振興ICカード【くまモンのIC CARD】)を発行し、全国相互利用対応カードについては片利用対応を検討している。また、2015年3月から筑豊電気鉄道で、2015年11月から宮崎交通でも導入された(筑豊電気鉄道は新規で。宮崎交通は従来からあったICカードからの更新で。)