プロフィール
概要
第一級危険生物の駆除をしてまわる宇宙最強の掃除屋(えいりあんばすたー)。
単行本57巻の質問コーナーによると本名は神晃(かんこう)であり、星海坊主は仕事をしているうちに定着した通り名である。
初登場時はすだれ頭にチョビヒゲだったが、巨大えいりあん(いわゆる宇宙怪獣)との戦いの最中に巨大えいりあんの中に居たためなのか、ボケている神楽に酢昆布と間違われ髪を毟り喰われてしまい、完全に剥げてしまった。
かつて「親殺し」という廃れた風習に従って彼に襲い掛かった神威の手により片腕を失い(現在は失った片腕には義手をつけている)神威を殺しかけた過去を持ち、それが原因で夜兎の本能が目覚めた際には家族さえも手にかけようとする自分に気付き、家族から距離を置いていたが現在では万事屋としての生活で変わろうとしている神楽を遠くから見守るような立場となっている。
親がいない銀時にとっては羨望的存在で、不器用ではあるものの神楽の事を想う星海坊主の姿に感じるものがあったらしい。
ちなみに妻(神楽の幼少時に病死している)とはできちゃった結婚を行ったらしい。
えいりあんばすたーとしては結構な報酬を得ているが、妻の医療費と標的である獲物を駆除する際に周囲をも余計に破壊しまくった為、一家は貧乏暮らしを迫られていた。
よく間違えられるが星海坊主であって海星坊主、海坊主ではない。
、以下、原作未読の方は注意
烙陽決戦篇にて久々に再登場。春雨元老院内の知り合いに頼まれ、実の息子であり第7師団団長である神威を自身の手で葬るべく春雨側として参戦。神威の部下であり、同族である第7師団の夜兎軍団をたった一人で殲滅する。その後遂に息子と相見えるものの直後虚の仕組んだ罠により乗っていた船が爆発。神威は行方不明になる。
その後元老院を滅ぼした虚に対しこれ以上自身の「狩り」に手を出さないよう忠告した上で、密かに見逃していた鬼兵隊や阿伏兎ら第7師団の生き残りが避難した星「烙陽」に向かう。しかし虚が自身の忠告を無視し掌握した春雨の大艦隊を差し向けたことでなし崩し的に阿伏兎らと共闘。
邪魔者無しに神威との親子喧嘩をするため、たった一人で数隻の戦艦を落とすなど「夜兎の生ける伝説」の名に違わぬ無双っぷりを発揮する。
なお陸奥の父親とも古い知り合いだったらしく、陸奥自身とも面識がある。(陸奥に戦闘の手ほどきを行うよう依頼されていたらしい)その縁あってか坂本ら快援隊に裏で春雨側の機密情報をリークしており、快援隊が一部の鬼兵隊のメンバーを救い出すことにも貢献している。
虚曰く、「最初からあの男の標的は神威ただ一人(=それ以外を殺すつもりも最初からなかった)」という事らしい。
またこの長篇にて妻・江華との馴れ初めを始めとする神楽一家の過去が星海坊主本人の口から語られている。
小説版
3Zでも神威・神楽の父親として登場するが、彼らとは別れて暮らしている。
夜兎工業高校の教師として登場。中国出身。帽子を被れないためバーコード頭が丸出し。