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編集者:居眠狂四郎
編集内容:戦後編には否定的な意見もあるようで。

概要

超時空シリーズ」及び「マクロスシリーズ」の第一作。

1982年10月から1983年6月にかけて、毎日放送ホスト・TBS系列全25局(放送当時)河田町(当時)のお友達約6局、麹町(当時)のお友達約1局で放送された。

放送終了後翌年には劇場用作品「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」が上映された。

関東地方での平均視聴率は6.4%と、お世辞にもよかったとは言えなかったが、番販購入という形で放送したTBS系列外局の中には36%も取ってしまったところもあったという。

リアルロボットアニメの中で初めて「変形」を全面的に取り入れた作品でもあり、河森正治のデザインした可変戦闘機「バルキリー」はその象徴として本放送まで人型形態(バトロイド)が秘匿されていた。

また、板野一郎が「機動戦士ガンダム」、「伝説巨神イデオン」で培った技術を発展させた空戦アクションも評価が高く、「板野サーカス」と呼ばれ後のロボットアニメのアクション演出に多大な影響を与えている。

元々は全52話としてプランを立てたものの、企画が固まった時点で23話まで放送期間が短縮。その後玩具の売れ行きの良さから全36話まで放送が延長されたという複雑な放送経緯を持つ。

玩具が売れれば、視聴率が今ひとつでもどうにかなるものである。

延長分のエピソードは俗に「戦後編」と呼ばれ、「マクロスプラス」など後の作品にもその設定が活かされている。ただし「戦後編」は延長が決まったが故に急遽製作されたものであり、ゆえに板野は、遠回しではあるが「戦後編」を快く思っていない。

また、この放送期間に関する混乱は製作現場にも影響をあたえてしまい、作品の作画状態は、回によってまちまちだったという。その事にメインスタッフは相当悔しがっていたようで、結果、映画版の、異常にハイクオリティな作画へとつながっていったという。

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編集者:居眠狂四郎
編集内容:戦後編には否定的な意見もあるようで。