概要
1982年10月から1983年6月にかけて、毎日放送ホスト・TBS系列全25局(放送当時)およびフジテレビ系6局、日本テレビ系列局で放送。
放送終了後翌年には劇場用作品超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますかが上映された。
リアルロボットアニメの中で初めて「変形」を全面的に取り入れた作品でもあり、河森正治のデザインした可変戦闘機「バルキリー」はその象徴として本放送まで人型形態(バトロイド)が秘匿されていた。
また、板野一郎が「機動戦士ガンダム」、「伝説巨神イデオン」で培った技術を発展させた空戦アクションも評価が高く、「板野サーカス」と呼ばれ後のロボットアニメのアクション演出に多大な影響を与えている。
元々は全52話としてプランを立てたものの、企画が固まった時点で23話まで放送期間が短縮。その後玩具の売れ行きの良さから全36話まで放送が延長されたという複雑な放送経緯を持つ。
延長分のエピソードは俗に「戦後編」と呼ばれ、「マクロスプラス」など後の作品にもその設定が活かされている。