弓剣とは、TYPE-MOON作品のFateシリーズにおけるカップリングの一つで、アーチャー(弓兵)とセイバー(剣士)のカップリングである。
聖杯戦争ごとに弓兵と剣士の器で喚ばれる英霊が異なるため、同一表記でも違うカップリングを示している可能性がある。
1.第五次聖杯戦争におけるアーチャーとセイバー
弓剣という表記は主にFate/stay nightやFate/hollow ataraxiaで描かれた第五次聖杯戦争におけるアーチャーとセイバーを指している。
遠坂凛が召喚したサーヴァントであるアーチャーと、衛宮士郎が召喚したサーヴァントであるセイバーのカップリング。
男女カップリングであるのでさほど大きな差はないが、セイバーが積極的な場合には弓剣弓や剣弓と表記されることも。
本編での絡みは殆どないが、アーチャーの真名を知ると……。
真名を知った上で本編を確認し直すと、アーチャーのセイバーへの態度に、彼の生前を匂わせているものが多く存在する。
他、Fate/hollowataraxiaの戦闘では、プロローグの真相に触れる。(真相そのものについては竹箒日記でも明言しているが)
ufotable版TVアニメFate/stay nightUnlimited Blade WorksのBDboxⅡ特典冊子にて
アーチャーの生前が、あるルートに類似していると取れるコメントが掲載された。
ただし、あくまでも奈須きのこ先生のコメントに対して、武内社長が出した例えに奈須氏が頷いただけなので、そのまま受け取るかどうかは個人の解釈により分かれる。
そもそも、そのルート本来のものですべきことをしていないことなども合わせて明言されたため、けして例え通りの結末ではないようだ。
Fate/GrandOrderでは、同じstay night出身であることもあってか関わることが多い。
序章(アプリ本編版)では、ラスボスセイバーオルタの配下として中ボスシャドウ・アーチャーが登場。
かつてとは逆の関係である点が特徴。
キャスターは、大空洞にて門番をしていたシャドウ・アーチャーのことを「(セイバーの)信奉者」とまで発言している。
もっとも、セイバーは何者かを警戒して案山子に徹していたらしいので、会話をしていたかは不明。
……なのだが、サンタオルタの発言からすると、アーチャーはセイバーオルタに彼女好みではない食事を振る舞っていたようだ。
その他、イベントで何度かセイバーのバックアップや、食事担当として、頻繁に登場したり存在を匂わせたりしている。
2.第四次聖杯戦争におけるアーチャーとセイバー
Fate/Zeroにおける第四次聖杯戦争でのアーチャーとセイバーも弓剣ではあるのだが、こちらは専ら金剣と表記される。
遠坂時臣が召喚したサーヴァントであるアーチャーと、衛宮切嗣が召喚したサーヴァントであるセイバーのカップリング。
こちらもセイバーが積極的な場合には剣金などと表記されることがある。
派生作品でもギルガメッシュがセイバーにアタックをかける、好みのタイプとしてあげている特徴がセイバーそのまま言うといったことが多々ある。
セイバー顔の別人に対してもアタックする派生作品はあるが、どちらかというと判別して別人には反応しないことも多いため、扱いはライターによって分かれている。
3.その他の聖杯戦争におけるアーチャーとセイバー
今のところほとんど作品がないようなので割愛する。