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迎撃!第二次マレー沖海戦の編集履歴

2016/08/17 22:32:45 版

編集内容:E-3のギミックと、行動半径拡大にPBY-5A Catalinaも使用可能な点を追記

迎撃!第二次マレー沖海戦

げいげきだいにじまれーおきかいせん

DMM.comのブラウザゲーム『艦隊これくしょん』の期間限定イベント。 前回イベントの余波を考慮し、中規模作戦へと規模を縮小。賛否を呼んだ「基地航空隊」システムの是正を軸とし、目玉となる新システムは実装なし。 イギリス戦艦Queen Elizabeth級「War spite」をはじめ、4隻の新規艦娘が実装された。 史実における「マレー沖海戦」がベースとなっている。

概説

迎撃!第二次マレー沖海戦とは、DMM.comオンラインSLG艦隊これくしょん』の期間限定イベントである。

2016年8月13日より作戦開始。

史実関連としては1941年に発生した「マレー沖海戦」と推察される。

仕様

前回である2016年春イベント『開設!基地航空隊』での数々の失態と悲劇から、夏イベントとしては2013年以来中規模イベントへと縮小された。

またバランス調整で大きく失敗してしまい、賛否が割れてしまった「基地航空隊システム」の是正も図られた。

今回も作戦難易度の選択が可能、以下の通り出撃識別札(通称:お札)が付く。

札名称出撃可能海域
哨戒部隊E-1/E-4
輸送部隊E-2/E-4
連合艦隊E-3/E-4

必要な艦隊数は4艦隊分と、これまでの大規模イベント海域より負担は軽め。

さらに本海域終盤のE-3とExtra Operation海域のE-4を除けば、そこまで理不尽な難易度ではない。

新システム

今回は新システムの導入はなし。

その代わりとして、「基地航空隊」システムの全体的なバランス調整が実施された

「基地航空隊」システムの更新

行動半径の修正

前回話題となった不明瞭な仕様である「出撃可能な行動半径(スタート地点を起点とした航空隊の最大出撃領域)を最大の航空機に行動半径を合わせる」という仕様だが、これは運営の意図しない仕様だったことから調整が入った。

これにより、行動半径は最も範囲が小さい艦載機を基準とするようになり、以前のように「行動半径は小さいが総合的な対空能力の高い局地戦闘機をボスマスの航空戦力にぶつけて敵攻撃機・爆撃機を残滅する」戦術が使えなくなってしまった。

代わりに二式大艇PBY-5A Catalinaなど、大型飛行艇を部隊に組み込むことで、行動半径を拡大可能にする仕様も追加された。

防空能力の強化

前回は全くと言って意味を為さず、「肉を切らせて骨を断つ」戦術に切り替えざるを得なかった航空隊の「防空」行動が強化された。

結果、以前よりも対空能力の強化が入り、目に見えて基地への被害を抑えることが可能となった。

完全に防ぎ切ることが難しいのは変わらないが、今回は敵からの空襲も強烈になったことで、レア艦掘りを控える提督にとっては、要所で防空を入れることで資材の消費を明確に抑えることが可能になった。

同時に戦闘機の練度の更新速度も強化され、防空に向かわせるだけで二段階近く練度が向上する。

休息コマンドの強化

休息コマンドによる疲労回復速度が向上。

ただし依然として「ボーキサイトの貯蔵速度の半減」は変わらないので、状況に合わせて切り替える必要がある。

空襲エフェクトの導入

空襲マス、ならびに航空基地への空襲が発生する際、敵艦載機がMAP上に出現するようになった。

特に航空基地への空襲は、以前は突然空襲サイレンがけたたましく鳴るだけという、心臓に悪い演出だっただけに、多少なりともわかりやすくなり、精神的な負担は僅かだが軽くなった。

ステージ

全4海域からなる。

後半2海域には弱体化用のギミックが存在するため、攻略に際して利用することをお勧めする。

今回から弱体化ギミックの発動のサインとして、母港へ帰投後に任務成功時のサウンドが発生するようになり、攻略の手掛かりが明確化されるようになった。

前段作戦

ステージ海域作戦名難易度
E-1南西海域 ブンタン沖ブンタン沖哨戒☆6
E-2南西海域 エンドウ沖第二次エンドウ沖海戦☆7
E-3南西海域 マレー沖第二次マレー沖海戦☆9

前段作戦と銘打っているが、実質E-3までが本海域での主作戦となっている。

E-2突破で睦月型駆逐艦水無月」が報酬として入手できる。またE-1のボスマス(I)から潜水艦伊26と邂逅可能。

E-3は対陸上基地戦で、Hマスにいる敵主力艦隊“Z部隊”が猛威をふるう。

弱体化ギミックが存在し、A・Dの空襲マスと航空基地への空襲をダメージを受けずに防ぐ(敵艦載機を全機撃墜し、"空襲による被害はありません"と表示されればOK)と、道中の戦艦夏姫が弱体化する。

E-3ではイタリア空母Aquiraと邂逅できる。

拡張作戦

ステージ海域作戦名難易度
E-4南西海域 マラッカ海峡沖マラッカ海峡沖夜戦☆12

本作戦後の敵主力艦隊への反攻作戦。Extra Operation海域扱い。

過去最長の進軍経路を要し、Iマスにボス級艦隊が門番として立ちはだかるなど、かなりの難易度を誇る。

最短経路であっても、戦闘しないマスも含めて9マスも通らねばならないのは相当キツい。ボスマスに到達する頃には、艦隊の火力も回避も極限まで低下しているので、何も対策していないとボコボコにされかねない。

対策としては、速吸に洋上補給してもらうこと、基地航空隊でボスの無力化を図ることの二つが主なものとして挙げられる。とは言え、速吸自体が脆くてかつ戦力になり得ないこと、ボスマスまで到達できる航空機の種類が限られること(行動半径拡大には二式大艇やPBY-5A Catalinaが必要)などの点には注意したい。

また、ボスまでの最大の鬼門であるIマスだが、如何にここでの被害を軽く済ませて突破するかという点も、攻略の重要なカギとなる。ボス対策をしていても、ボスまで到達できなければ意味はない。基地航空隊の内の一つはこのマスに投入するというのも選択肢として有り得る。

同時にIマスに雲龍型全姉妹のドロップが確認されており、上手く勝利Sをもぎ取れば超低確率だがドロップの可能性を期待できる。

C・D・H・Iの4ヶ所で勝利Sを達成することでギミックが発動し、ボスが弱体化する。

海域突破報酬としてQueen Elizabeth級戦艦「Warspite」を報酬として入手できる。

6月時点でのTwitter諸元で予告されていた睦月型の新顔として、水無月がE-2報酬として参戦。

さらに初のブリティッシュ艦娘「Warspite」が全海域突破報酬として参戦した。

レアドロップ艦は、伊401以来となる国産潜水艦「伊26」と、イタリアン艦娘初の空母として「Aquila」と邂逅可能となっている。

ドロップ

新ジャンル「夏姫」が登場。

そのほとんどは既出の深海棲艦の鬼・姫級の亜種。

新アイテム

報酬

  • 陸上攻撃機 一式陸攻 三四型(E-1甲)
  • 局地戦闘機 三式戦 飛燕一型丁(E-2甲)
  • 対空機関砲 QF 2ポンド8連装ポンポン砲(E-3甲・乙/Warspite改 初期装備)
  • 陸上攻撃機 銀河(E-3甲)
  • 艦上戦闘機 Re.2005改(E-4甲・乙)

ポンポン砲と伊軍戦闘機以外はすべて甲難易度でのみ入手可能。

銀河、Re.2005改の二機は特に性能が高く、艦隊の練度や資材と相談して狙ってみるのも一考。

なおポンポン砲は史実のような産廃性能ではないのでご安心を

新規艦娘装備

  • 艦上戦闘機 Re.2001 OR改(Aquila/Aquila改 初期装備)
  • 艦上攻撃機 Re.2001 G改(Aquila改 初期装備)
  • 戦艦主砲 38.1cm Mk.I連装砲 (Warspite/Warspite改 初期装備)

今回も海外艦からの装備が中心。

伊軍航空機は直接的な攻撃力こそ振るわないものの、補助ステータスがなかなかに優秀。

英軍戦艦砲も今後のフィット調整の研究次第で、金剛型をはじめ、高速戦艦組の新たな戦力になる可能性が期待される。

新規BGM

今回は全面的に“夏真っ盛りのバカンス気分を推しにした陽気な曲調のナンバーが多く、スチールドラムをはじめ南国情緒を思わせる音源も多分に盛り込まれている。

その他

去年から水着modeが実装され、一部の艦娘がバカンス気分で出撃していたのだが……

深海側よ、お前らもか

のちに重巡夏姫のセリフから、どうやら深海側の休息地を狙った出撃だったことが発覚。

……って、深海にバカンスとかもう訳わかんねえんですけど……

……もしかしたら、深海と人類は意外とあっさり協調できたりして?(汗)

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