旧日本海軍による、自軍で開発・使用する戦闘機に対する分類の一つ。戦闘機を一般的に分類するための用語ではない。
昼間、軍港や前進基地を爆撃機による爆撃や偵察機による偵察から守るための、陸上の飛行場から発進する戦闘機のこと。一般的な要撃機や要撃戦闘機、防空戦闘機などにあたる。
なお、夜間の任務は夜間戦闘機が当たる。また、分類には他に空母から発進する艦上戦闘機がある。
爆撃機や偵察機を攻撃するのが主目的なので高高度へ素早く到達するための強力なエンジン、頑丈な機体にダメージを与えるための強力な武装が求められる反面、戦闘機同士の殴り合いは重視していないので格闘性能や運動性能は重視されず、スクランブル発進に対応さえできればいいので航続距離も重視されない場合もある。
名前には、エンジンが一つの単発機には「~電」、二つの双発機には「~雷」の名が与えられた。