艦上戦闘機とは、戦闘機のカテゴリの一種である。
概説
空母から発着可能な特性を備えた、またそれを目的とした戦闘機。
略称は「艦戦」。
母艦からの発着を可能にするため、機体には短距離離陸・短距離着陸のための創意工夫が求められる。
特に第二次世界大戦以降、空母が戦場で大きな戦力となると理解されて以降は、その数と性能を大きく伸ばしていった。
また発艦のためにカタパルトの導入や、重量のある航空機の運用と防御性能効能のために飛行甲板への鉄筋コンクリート化(装甲空母化)を進めるなど、空母自体も航空機運用のために進化を遂げていった。
戦闘機のジェット化、大型化に伴い空母の側も拡大を迫られる一方であったが、60年代にVTOL技術を利用したハリアーが実用化され、小型空母も絶滅することはなかった。
戦闘機開発費の高騰により、陸上戦闘機と共通化してのコスト削減が目論まれることがしばしばあるが、求められる性能の違いにより計画炎上につながることも多い。
関連タグ
艦上戦闘機に分類可能な機体
日本
アメリカ
イギリス
ソ連/ロシア
フランス
中国
※ほかにあれば、追記の方よろしくお願いします。