概要
登場作品
公式プロフィール
典型的な中二病患者。
人物像(設定)
PK学園に通う高校2年生。主人公斉木楠雄のクラスメイト。
これは人類淘汰をもくろむ悪の秘密結社『ダークリユニオン』を欺くための仮の姿(のつもり)。
包帯の巻かれた右腕に宿るのは闇のフォース『ブラック・ビート』(のつもり)。
『漆黒の翼』または黒十字団にいた頃の名『スクライドセイヴァー』として世界を守る使命を背負っている(つもり)。
13の人格をもち、その中には『冥』という一見おとなしく見えるが残虐な性格な奴がいる(という設定)。
必殺技は「ジャッジメント・ナイツ・オブ・サンダー」(の設定)。
人物像(素)
上記のように、設定だらけの分かり易すぎる中二病。
髪は水色でやや立てており、前髪で左目を隠している。
普段は目つきをわざと悪くしており、邪気眼設定で両腕に包帯を巻き、制服のジャケットを肩に羽織り、シャツの裾などはわざと破いている。素の顔立ちは良く、年上の女性に好かれる模様。事実燃堂力や鳥束零太は一つももらえなかったバレンタインチョコをもらい、燃堂を地獄に落としたこともある。要するに残念なイケメン。
鳥束によると、守護霊はチワワ。また、別の能力者である相卜命曰く「リス並のオーラ」しかないらしく、とことん設定とは真逆の人物像である。
いわゆる高校デビューに失敗した人で中学時代はぼさぼさの髪で、太い黒縁眼鏡をかけ、いかにも地味な風貌だった。態度もおどおどし通しで、結果友達ができなかった自分を変えるためにがんばったのだが、ミステリアスなキャラを目指した結果"漆黒の翼”という中二病キャラができあがり、結局格好つけて自分から友達を突き放すこと(「命が惜しければ俺に関わらない方がいい……」など)になってしまった。
元々は心優しくも臆病かつ引っ込み思案な少年なのだが、格好つけている手前、危険なことには内心びびりながらも立ち向かう。素の純粋さや、毒蛇から女子を守った時の勇気は、斉木にも評価されている。
中二病は周囲にもバレバレであり馬鹿にされているが今更キャラを戻すこともできないので、とりあえずキャラを突き通している。一人称は俺。心の中では僕。斉木には『純平』というあだ名をひそかに付けられている。また「素」は普段隠し通しているものの、極度に動揺したり、優しさが必要になる場面に遭遇すると出てしまう。本人は素を「冥」という別人格で、実際はおとなしいふりをして血を見ることが好きな凶暴なヤツだと言い張っている。
素直で調子に乗り易く、思っていることが顔に出やすいため、中二病を付け込まれれてカモにされることも多い。バカの燃堂に「恋人同士がすること」を教えようとした結果、「手を繋ぐんだよ」に至るまでに1ページを費やし、「キス」という言葉を口にしようとしただけで真っ赤になるなどの尋常ではない程の初心であり、楠雄からは「これが高2の会話か?」と呆れられていた。
勉強に関しては(母親がかなりの教育ママなので)真面目に宿題に取り組んでいる様子。
運動神経は皆無で、基本的に全てにおいて他人を鼓舞する灰呂杵志がフォローを諦める程に悪い。ドッジボールでは女の子投げ、走っても女々しいらしいが、本人は一生懸命である。ただし体は異様に軟らかい。
どんなに話しかけられても寡黙を突き通し、クラスから浮いている斉木に絡む奇特な人物。斉木のことは高校デビューに失敗した同類だと思い懐いている。また何かと「チビ」などとからかってくる燃堂にはつっかかっていくが、斉木の知らない間にメアドを交換して海へ遊びに誘われるなどいつの間にか仲が良くなっていた。
実家は才虎ほどではないものの、一般と比べるとかなり裕福な模様で、会社員らしき父親と教育ママな母親がいる。前述の気弱な性格はこの家庭内での大人しさの反動かもしれない。
彼なりに斉木と燃堂のことはとても大切に思っており、前述の母親に二人と縁を切るように言われた際には二人のことを「大切な友達」と明言し、母親に初めて逆らっている。
また窪谷須とは夏休み間ほとんど一緒に遊び歩き、影響されてやや不良化の傾向が見られたりと、新密度が高い。
前述の中二病も、友人にかっこつけるためにやっているところがあり、友情をなにより大事にしている模様。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
表記間違い
海堂