概要
「この時代にも仮面ライダーがいるのか!?」(仮面ライダー正義の系譜より)
CV:槐柳二
鳴き声は「ミィーンミンミンミィーン」。
第64話「怪人セミミンガみな殺しのうた!」に登場したショッカーの新たな蝉型改造人間。
直撃すれば爆発するほどの威力がある強力な殺人音波と口から対象者の全体液やエネルギーを吸収することの出来る能力を持っている。
その使命は仮面ライダー新1号の抹殺と電波などを占拠し、そこを中継して日本全国に殺人音波を流し市民の皆殺しを実行することである。
劇中、殺人音波を発して戦うが、変身前の本郷猛にでさえほとんどダメージを与えられずライダーキックを喰らい倒されてしまった。
その後、映画「仮面ライダーvs地獄大使」にてカミキリキッド(2代目?)を補佐する目的で再生怪人の1体として再登場した。
他媒体での活躍
すがやみつるによる漫画版では、日本近海に沈んだ旧海軍の遺棄毒ガスを盗み出すために暗躍していた。破壊音波は、一撃でサイクロン号を粉砕する程の威力にパワーアップしている。
あまりに血を好む、よく言えば獰猛、悪く言えば短慮な性格のため、怪電波の調査のために近隣の漁村を訪れていた本郷&滝にすぐに居場所がバレてしまう。
その失態を死神博士から叱責され、責任を取るために村人を脅して毒ガス回収の潜水夫に仕立てようとするも、ニューサイクロン号を手にした1号に腕を切り落とされた上、ライダーキックで死神博士の乗る潜水艦に叩き付けられてしまう。最後は弾薬庫にめり込み、そのまま誘爆して粉々に消し飛んだ。
(ちなみに、この一件に巻き込まれた死神博士は続編である漫画版『V3』を読む限り、直後にイカデビルに改造されたようである)
PS2『仮面ライダー正義の系譜』では、邪眼の先兵として再生されたという設定で復活し、主人公の仮面ライダーアギトが最初に戦う敵として登場する。広範囲の音波攻撃が強力。