CV:中田譲治
概要
デスガリアンの幹部の1人であり肉体派のリーダー。
青色のキューブやブロックを幾重にも組み合わせた様な重厚な身体が特徴。
長い長方形のブレードを得物とし、そこから斬撃を放つ事も可能。メダルの投入口は腰の右側。
彼がリーダーを務める「チームアザルド」は、主に強力な武器を使用し、力任せに標的を狙う事を得意とするプレイヤーで構成されている。
彼自身も力尽くでターゲットをいたぶる戦法を得意としており、圧倒的なパワーで敵を叩きのめす。
パワーと共に本能覚醒モードのジュウオウジャーを全く寄せ付けない等、ジュウオウジャーの攻撃を受けてもビクともしない程の高い防御力を誇る。更に驚異的な再生能力を持ち、爆散してもたくさんのキューブが集まり、元通りに復活する事が出来る(この特性はジニス以外知らなかった模様だが、ジニスの反応から察するに何度か使用している様である)。
ジニスを「オーナー」と呼び、気さくにタメ口で会話する等、細かい事を気にしない豪快な性格で、自身を破った大和に賞賛する潔さとチームリーダーとしての責任感も持ち合わせている。
一方で、一番目に送りだしたハルバゴイが倒された際には汚名返上の為に次の出撃予定であったチームクバルに抜け駆けしてボウガンスを出撃させたり、上手く行かないと物に当たる等短気な面も見せている。
また、同じチームリーダーであるクバルとは仲が悪く、プレイヤーが倒された際には嫌味を言われる事がある。
第5話では、ブラッドゲームを実行前に行方不明になったガブリオを探し出し、ブラッドゲームを再開する為、単身で地球へ出向く。
ガブリオの捜索中、同じくガブリオを捜索するジュウオウジャーと遭遇。最初はガブリオの探索を優先して無視しようとしたが、ジュウオウジャーから攻撃を受けた為、戦いを挑む。
上記の高い防御力とパワーでジュウオウジャーの攻撃や本能覚醒モードを持ってもしても寄せ付けず、ジュウオウイーグルを重傷に追い込むも、ラリーからジューマンパワーを貰い、新たにジュウオウゴリラへの変身能力を得たイーグルの怪力に圧倒され、最後はアッパーを食らって敗北。しかし、上記の再生能力で復活し、地中に埋まったガブリオを助けた。
第20話ではクバルと共にジニスの洗脳を振り切ったザワールドを回収しに地球へ降り立つが、そのザワールドが6人目のジュウオウジャー、ジュウオウザワールドとして戦いを挑んで来た為、それに倒されそうになったクバルから盾にされてしまう。
一応、倒された直後に再生能力で復活(何気に再生スピードが大幅に短縮されている)したが、流石に扱いが悪すぎた為クバルに詰め寄っていた。
その後、巨獣ハンター・バングレイの乱入と暗躍に伴うブラッドゲームの一時中断、バングレイ死亡後はクバルを中心に不穏な空気が流れると言う周りの変化はあった物の、アザルドだけはいつもと変わらずにブラッドゲームへ興じていた。
しかし41話において、ジニスはおろかクバルやナリアも不在だった為、二人を探しに地球へ降り立つ。とは言え、行先の見当も無かった為適当に歩き回っていたのだが、そこでバド/ジュウオウバードと偶然遭遇。二人を探し回っていた時の退屈晴らしとばかりに交戦する。
一方のバドは、キューブの塊とも言うべきアザルドの姿に反応しつつも抵抗。続く42話で、ライザースピニングスラッシュを放ってアザルドの右腕を切り落とし胸を抉り取る物の、すぐさま再生能力で復元されてしまう。
直後に飽きたアザルドは撤退、バドは難を逃れたが、自分の持っていたジュウオウキューブがアザルドの復元時に体内へ取り込まれた事に気付く。
その後、ブラッドゲームの競争相手だったクバルが戦死するも、「彼の反逆劇以上に面白い物を見せないと褒美は与えられない」と言うジニスの言葉に応じてゲームを再開。今度は嫌味を言われる相手が居なくなった為か積極的にプレイヤーのゲームに割り込む様になった。
しかしそこでキューブホエールと遭遇、何故か最優先で敵意を向けられ攻撃される羽目となる。
余談
- 声を演じる中田氏は『超新星フラッシュマン』のサー・カウラー、『超獣戦隊ライブマン』の大教授ビアスで役者として幹部クラスの顔出し出演の経験もあり、近年では『海賊戦隊ゴーカイジャー』のザイエンの声を担当していた。
- また、中田氏は1時間後の作品にも全く同じ立ち位置のキャラを演じている(そのキャラは再生能力もないため、序盤で退場した)。