概要
初登場はポケモン金銀。ピカチュウ専用の道具でこの道具を持たせることでピカチュウの攻撃・特攻が二倍になる。
また、ピチューのタマゴが産める組合せの両親のどちらかにこの道具を持たせて育て屋に預けることで、卵から生まれたピチューはボルテッカーを習得する事が出来る。
英語名はLight Ball。
ピカチュウの攻撃種族値は55、特攻は50しかないが、この道具を持たせることで攻撃はケッキング並、特攻はカイオーガ並という恐ろしい数値になる。
ただし道具が固定される上に耐久は進化前らしく紙なため、対人戦では先制技であっさり沈む。素早さも進化前で運用するには90ではさすがにきつく、半ばネタの域である。
あくまでピカチュウ専用のアイテムであってピカチュウ系列ではない点に注意。つまり、進化前のピチューと進化後のライチュウには効果がない。
この道具の存在がライチュウ不遇と呼ばれる原因の一つとも言われている。
ちなみに、この道具を投げつけると相手にダメージを与える他、まひ状態にするという隠し効果もある。そのためでんじはやへびにらみなどの相手をまひさせる手段を持たないポケモンの麻痺撒き手段として採用される事もある。
どくどくだまやかえんだまとは違い持たせても麻痺は起こらない。
ピカチュウ以外に持たせること他のポケモンが能動的に状態異常になれるわけではないので注意。
もっとも、麻痺になったところではやあしでも行動不能は消えないため使いづらいことは変わらないが・・・
世代ごとの入手方法
第二世代
ピカチュウバージョンでオーキド博士からもらったピカチュウをタイムカプセルで送るとそのピカチュウが持っている。
あくまでピカチュウバージョンのピカチュウに限り、それ以外のピカチュウを送ってもきのみしか持ってないので注意。
第三世代
この頃から野生のピカチュウが持っている道具の一つとして定着した。
しかしRSEにおいては野生のピカチュウはサファリゾーンでしか入手できない上、確率も5%と低い。ふくがん持ちを先頭にする事推奨。
また、この世代のエメラルドからでんきだまにボルテッカーを習得できる要素が追加された。
第四世代
第三世代と同じく野生のピカチュウが持っているが、他の世代と比べても格段に入手しやすくなっている。
ピカチュウはDPtではじまんのうらにわで一定の条件を満たすと出現し、HGSSではトキワの森で出現する。
また、HGSSではポケウォーカーで捕まえたピカチュウが持っている事がある。
Wi-Fiで全国配信された「サトシのピカチュウ」も持っており、シロガネ山のレッドのピカチュウからほしがるやどろぼうで奪うという手もある。
第五世代
イッシュ地方には野生のピカチュウがいない。さらに過去作からアイテムを送る事も不可能。
そのため、でんきだまはWi-Fi配信や屋外イベントのみでの入手となるのだが…
でんきだまが配布されたのは大都市のイベントで配信された「うたうピカチュウ」とポケモンセンターで15周年を祝って配信された「15周年ピカチュウ」ぐらいで全国規模で公平に配布された事は一度もない。第四世代での大安売りが嘘のようである。
結局地方民への救済措置は一切ないままポケモンXYの発売が決定してしまったため、第五世代では入手困難な激レアアイテムとなっている。
第六世代
最初のダンジョンにあたるハクダンの森にて、最序盤から野生のピカチュウが所持している。
当然出現率は先頭に「せいでんき」持ちがいないと低く、所持率も5%なので根気が必須。
第七世代
野性のピカチュウが時々持っているほかポニじまのエンドケイプの最深部で拾うことができる。
次のORASにおいては、ストーリー中盤に、なんとでんきだまがどうろに落ちており、拾うことができる。
また、拾った直後に到達できるサファリゾーンに出現する野生のピカチュウももちろん所持しているが、シンボルエンカウントにより(条件を満たせば)でんきだまの所持が事前に分かるという嬉しい仕様になっている。