他言語版の名称
英語 | Sophocles |
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イタリア語 | Chrys |
スペイン語 | Chris |
フランス語 | Chrys |
ドイツ語 | Chrys |
韓国語 | 마마네 |
中国語 | 馬瑪內 |
概要
ポケモンSMに登場するキャラクター。
でんきタイプに精通しているキャプテンで、人見知りのエンジニアの男の子。証しはベルトのバックル。
機械に強く、アローラに2番目に高い山にあるホクラニ天文台で観測の計算をしながら、いろいろなマシンの発明をしている。
状況にもよるが、人の顔を見て話せないレベルの人見知りが発動したりもする。
アニメでも描写されたが、ぽっちゃり体型で背が低いため運動は苦手な模様。
アローラのポケモン伝送管理者であり、ククイ博士の親友マーレインの従兄弟。
どちらも「マーくん」「マーさん」と呼び会う間柄である。
キャプテンの中では幼く見えるが実力は確か。本来キャプテンを選ぶのは各島のしまキング・しまクイーンなのだが、元キャプテンの実績があるマーレインによってキャプテンに任命された。
予想外では慌てる一面もあり、ぬしポケモンを呼び寄せる機械を起動し、試練を開始後、停電に見舞われ、パニクっている。このマーマネの試練では、ぬしポケモンが到着するまでの間、セキュリティシステムが出題するクイズに答えつつ、アゴジムシやデンヂムシと戦うのだが、クイズで間違った選択肢を選ぶと何故かマーマネが電気ショックを受ける(この時のマーレインのボケた返しもなかなか見物である)。
通信と対戦を集約したお祭り施設フェスサークルの若きオーナーでもある。
その為、最も会う事が多いキャプテンとなっている。
名前の由来は、マメ科クララ属のハワイ固有種の高木。
ゲーム版での手持ちポケモン
殿堂入り後、彼とはチャンピオン防衛戦のトレーナーの1人として戦うことが出来る。
でんきタイプのエキスパートである。
なお、殿堂入り後のチャンピオン防衛戦で登場するトレーナーは主人公のライバルやしまクイーンなどがひしめく中、「キャプテン」からの挑戦は彼だけであり、このことからマーマネがキャプテン最強なのではないかという説も出ている。
アニメのポスターの一つから漂う強者感、シトロンに張り合えそうな天才肌、サヴァン症候群やアスペルガー症候群にも似た得意分野への情熱と解明欲などから、アローラ組で最も出世しそうな漢である。
アニメのマーマネ
CV:武隈史子※本作が声優デビュー
ポケモンスクールに通う生徒の一人。クラスの中では最も小柄で、やや舌足らずな口調で話す。
年齢に関する考察は「アローラ組」の記事を参照のこと。
一人称は「僕」。名前のイントネーションは「マーマネ」(ネにアクセント)。
家族は両親が19話に登場。顔立ちや体型がよく似ている。サトシ以外のレギュラーメンバーでは唯一の一人っ子。ハウオリシティの住宅街に実家があり、父親が建てたマーマネラボに、パソコンや機械類を揃えて研究に没頭している。
人物
口癖は「プログラム・ラン!」。
答えに困ると「まぁ、まーね。」と言うことも。
機械に強く発明好きな面はゲームと同様だが、初対面のサトシとも普通に会話しており、人見知りな様子は見られず明るく元気な性格。タイプの違うカキとも仲が良い。一方、下記の様にプライベートではあまり自分をオープンにしたがらない部分もある。
オタク気質でもあり、興味のある対象に関しては徹底して分析・研究したがり、相手がそのことに興味を持てば饒舌に語りだす。おかげで第3話以降はロトム図鑑に対するカウンターとなっている(ドライバーを片手に解析させてほしいと迫る)。
地理的事情からアナログ的な努力が要されるであろうアローラ地方にいながら、バーチャルキーボードやポケモン育成プログラムを自ら開発したり、ショッピングモールのセキュリティシステムを修理したりしていることから、機械方面に関してはやはり相当な知識と技術を有していることがわかる。また、ブロスター型の威力と命中力に優れた水鉄砲を、まるで商品のような出来映えで自作できることから、機械・電子関係だけでなく工学や加工、危険物の取り扱いなどにも秀でている可能性があり、目立ちにくいがやはりかなりの天才、そしておそらく努力家なことが伺える。
サトシが島めぐりに挑むことを決めた際には、「でんきタイプのことなら詳しいんだよね、僕とトゲデマル!」と協力を申し出ている。ピカチュウをパートナーとするサトシにとって、マーマネは心強い味方となることだろう。実際に19話でカプ・コケコ対策に自身の研究データを活用し特訓メニューを施している。
ソフトクリームやマラサダドーナツなどのスイーツやお菓子が好きで、島にある有名店を独自に調査し記録している。ただ、こういう情報をあまり他人には教えないため、26話でクラスメイトに教えたときは逆にマーマネらしくないとスイレンに疑いの目をかけられた。
対人関係においては素直になれないこともあり、ひねくれた言動でマオにたしなめられたり(5話)、アイスが好きなことを認めようとしなかったり(6話)といった場面が見られる。だが、リーリエがポケモンに触れないことを説明するなど、決して非協力的ではない。また、転校してきたリーリエに最初に話しかけた人物であり、リーリエにはこのことが強く印象に残っている(26話)。ちなみにリーリエとは一緒にビーチに行く仲である(22話)。ただ、女子勢の長い買い物には付き合いきれず逃げ出すこともある(20話)。
ポケモンをゲットした時のセリフはサトシと同じく「●●、ゲットだぜ!」
弱点
ゲーム本編と同様、暗い所が苦手。6話でのショッピングモールの停電時にはパニックを引き起こしており、就寝時にはトゲデマルの発光で安眠している模様。
ぽっちゃり体型のせいか身体能力はあまり高くないようで、2話では倒れた木の幹を越えるのにククイ博士の助けを借りなければならなかった(それでも着地には失敗している)。フィールドワークの授業でも早々に歩き疲れてしまう模様。ただ走る速度だけなら、2話でも他のメンバーからそれほど遅れていない。
13話のポケモンパンケーキレースでは、障害物をクリアできずに早々にリタイアしてしまった。
また、サトシと同様に家事全般が苦手で、一人暮らししても失敗する確率が99.9%だと自身が作った指標計算で示された。こちらは現時点での話なので、コツさえ掴めれば改善されると思われる。
余談
- 「でんきタイプに詳しい」「発明好き」「身体能力が低い」「ハイテクな釣竿を所持」など、前作のレギュラー・シトロンとの共通点が多い。
- 26話の「さよならマーマネ!」はマーマネが引越しするという内容で、次の回でグラジオが登場することからレギュラー交代かと一部で噂されたが、ふたを開けてみると「屋根の修理で1週間だけ3軒隣に引越し」というオチだった。
- ぶっちゃけ引っ越しの件はグラジオ回のキャスト更新(テレ東の番組表は木曜午前0時に来週の回の情報が更新される)から離脱しない事がバレていた
- それよりも衝撃的だったのはマーマネにデンヂムシと言う新たな手持ちが加わった事である、前述のテレ東の番組表やテレビ雑誌の情報ではデンヂムシに付いては一切触れられて居なかった為、その事に視聴者は意表を突かれた。またデンヂムシ進化形であるクワガノンは原作でも所有している為、早くも進化を期待している視聴者もチラホラいるようだ。(その代わり、OPのようにサトシがアゴジムシを捕まえる可能性が低くなった)
手持ちポケモン
マーマネのパートナーポケモン。モンスターボールに入る様子はなく、マーマネが頭に乗せたり腰に着けたりしている。詳細は該当記事を参照。
性別はゲームと同様に♀。サトシのピカチュウによく懐いている。
トレーナーに似てぽっちゃり体型のため動きは鈍いが、「びりびりちくちく」を発動したり興奮状態になると凄まじい機動性で縦横無尽に転がり跳ね回る。トゲや特性を上手く活かした活躍を見せる。
暗い所が苦手なマーマネにとってはお守りのような存在でもあり、就寝時にも発光能力で安眠を与えてくれる。
26話終盤で登場したバッテリーポケモン。マーマネが前から欲しがっていた事と別れの品としてサトシがピカチュウ達と森中を探し回り連れてきたものを捕獲した。結局は彼の勘違いだったが、手持ちに加わる事となる。基本的に動かないが、電車の専門用語(出発進行)で動き回る。
なお、サン&ムーンで初めてバトルしてゲットされたポケモンでもある。
関連イラスト
トゲデマルとセットで描かれる事が多い。
関連タグ
マネネ - 名前が似てる。
他のでんきタイプの使い手