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レジスタンスのライダーの編集履歴

2017-07-10 14:00:48 バージョン

レジスタンスのライダー

れじすたんすのらいだー

Fate/GrandOrderに登場するサーヴァント

「ささやかでも、一歩ずつでもいい。諦めずに前に進んでる、ってことが大事だ。

 そうすりゃ、必ず目的地に辿り着ける―― そういうもんだ。」


プロフィール

真名???
性別男性
身長180cm
体重84kg
出典史実
地域???
属性中立・悪
ILLUST元村人
CV大塚芳忠

概要

Fate/GrandOrder』に登場するライダーのサーヴァント。レアリティは☆3。

2017年6月29日より配信の「伝承地底世界アガルタ」に伴い実装された。

このシナリオをクリアすることでストーリー召喚に追加される。


人物

酸いも甘いも嚙み分けた壮年の男。

大事なのはあきらめない事だと語り、くじけそうになっている仲間の肩を叩いて鼓舞する。

その顔から余裕が失われる事はない。不敵な笑みが消える事はない。


――彼は知っている。

進み続けてさえいれば、望む場所には必ず辿り着けるのだと。


アガルタに召喚された際に記憶を喪失し、自身が何者か理解できていない。

ただ何をすべきかは本能的に理解しており、アガルタ南方の密林にある桃源郷をアジトとし、アガルタの女性たちから逃げてきた男たちを匿い、彼らを率いて男に圧政を敷くアガルタの三都市に対してレジスタンス活動を展開している。


生き残ることを第一とし、決して無謀な突撃を指示せず、不利を悟れば迷わず戦略的撤退を決断できる。

高い知性と人情味あるカリスマ性から、レジスタンス全体からリーダーとして高い支持を得ている。




恐らく彼の名を知らないものはそうそういないだろう。

名前を聞けばまず間違いなく知っているだろう。

それほどまでに彼は有名な人物だが、今回彼は皆が知っているであろうもっとも有名な一面ではなく、その陰に埋もれてしまい、彼のことをより深く知るもの以外は知らないであろう、別の一面が基盤となっている。


※以下、真名および「伝承地底世界アガルタ」に関するネタバレを含みます。未クリアの人はご注意を。


























































「俺はコロ ンブス。クリ ストファー・コロ ンブスだ。さぁて、今回の航海にゃぁどんなお宝が待ってんだろうなァ」


真名

クリ ストファー・コロ ンブス

15世紀から16世紀初頭の航海者。アメリカ大陸に初めて到達した白人として知られる。

太西洋横断からインドへ向かう「西回り航路」を提唱。ポルトガル王室に支援を願い出るも、情勢と彼の要求内容から断られ、スペインの支援で航海に出た。カナリア諸島から一気に西進し、カリブ海の島に到達する。


大航海時代、キリスト教圏の白人として初めてアメリカ海域に到達した人物。彼が西回り航路の着想・確信を得たのは1480年頃。

しかしそのための費用集め・パトロン探しが難航し、実際に出発できたのは1492年のことだった。


1492年、ついにコロン ブスは旗船サン タマリア号・ニーニャ号・ピンタ号の三隻で大西洋を横断。

不安がる船員達に反乱を起こされる寸前でアメリカ海域へ到達し、サンサ ルバドル島を発見した。


目的地へ到達したコロ ンブスが最初に行ったのは――

そこにいた原住民から価値あるものを略奪し、彼らを奴隷として連行することだった。

新天地を発見した彼を止めるものはもういない。

すぐに第二の航海も行われ、次々と新たな島が発見されていった。

勿論、コロン ブス率いるスペイン人たちによる原住民に対する殺戮・陵辱・略奪も、留まるところなく――


*人物

不屈の夢追い人、情熱の冒険家

コロン ブスの卵』の逸話に語られるよう、発想の天才としても世間に知られる。

これらは確かに彼の一面であり、歴史では「冒険家として」人々の記憶に残る場合が多い。


しかし、これはあくまでも「航海の理由」を新航路発見に絞った場合であり、当時の世相として新天地での略奪と侵攻は、未開の地を開拓するという大義名分で黙認されている

コロ ンブスも当時の倣いに従い、これを行ったまでの話。


別側面として、彼は“狡猾”と言われて致し方ないほど、人心の機微の察知と掌握に通じる合理主義でもある。

必要とあれば嘘をつき、話を逸らし、物事を美談に仕立てて士気を高め、不満を逸らす。

これも当時、長期航海で船員の身を預かる船長として不可欠な才能であり、たとえそれが口八丁であろうと船を前に進めるべく、船員をときに叱咤激励し、ときに不満を抑制することに長けていなければ、海の上で幽霊船の仲間入りを果たすことになる。


利用できるものはなんでも利用し、生き残るためには恩人をも平然と騙し、勝ち取れるものは根まで引き抜いて奪い去る。

勝つことができないなら、多少の犠牲が出ようと見切りをつけて機会を待ち続ける。

その手に届くもの、手段、その全てが念願を叶えるための“駒”という認識に近い。

要は自分以外、何も見えていないのである。

ある意味、強欲の体現というべき執念深さを秘めた“欲望の怪物”。

海賊と何の違いがあるかと聞かれれば、返答に困るレベルである。


決して褒められた人物でこそないが、彼は確かに歴史の旧弊に大きな風穴を開け、新たな時代の幕開けを告げる一人となったのは確かな史実である。

この皮肉さこそ、ある種で人の歴史の為せる業といえる。



能力

近世欧州とあって魔術的な要素は薄く魔力はE判定だが、精神の粘り強さが反映されたのか耐久はBランク、そして天運の強さからEXランクの幸運を持っている。

船乗りだけあって、船長系のスキルを獲得している。

同時に侵略者としての側面も、スキルとして顕在化している。


ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香CBDEEXA

スキル

クラススキル

騎乗(B)乗り物を乗りこなす能力。Bランクで魔獣・聖獣ランク以外を乗り物を乗りこなす。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
対魔力(D)魔術への耐性。一工程の魔術なら無効化できる、魔力避けのアミュレット程度のもの。

固有スキル

嵐の航海者(B)船と認識されるものを駆る才能。 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
不屈の闘志(C)あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意志。
コンキ スタドール(EX)大航海時代、航海の果てに未開地を征服した者のスキル。未開の地への侵攻、支配、略奪、奴隷化などの手際を示す。厳密には、航海の結果「アメリカ大陸」を征服した者こそをコンキ スタドールと呼ぶ向きもあるが、その源流―――「スペインからの征服者」という概念を最初に発生させた者として、彼はこのスキルをEXランクで有する。自身のBusterカード性能をアップ&スターを獲得


*宝具

???

  • ランク:A
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:
  • 最大捕捉:
  • 由来:最も有名な最初の航海が結実したもの。

「ハッハァッ、辿り着いたぜェ! 信念と夢の果て、お宝だらけの新天地によォ! 野郎どもォ! 錨を降ろせェ! ……ふっふ、ふっはっはっは! ふっはっはっはっはっはぁ!」


ゲーム中の効果は「敵全体に強力な攻撃[Lv.1~]&クリティカル発生率をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」。

ゲームにおける性能


関連人物

アン・ボニー&メアリー・リード

過去のイベントシナリオ中において、尊敬する人物として彼の名前を挙げていた(ただし、偉大な船乗りや冒険家としてではなく海賊の大先輩として)。


余談

Fateシリーズどころか、TYPE-MOON関連でも屈指のクズ中のクズ。

自分が悪いことをしているという意識など欠片も無く、目的を達するための己の行動は全て良いことだと認識している完全な自己中心主義者。

その在り様は、ユーザー達からここまで来ると清々しいと言わしめる程の吐き気を催す邪悪そのものであり、作中で披露したゲス顔も相まって「ドス黒く燃える太陽」を想起させる。

ふぁてご #55(アガルタネタバレ有)


また、彼の本質を承知の上で本編の台詞を確認してみると、その大半が実は全く別の意味合いが込められている事が読み取れるだろう。

記憶を失いながらも、その根底は全く変わっていないのである。


彼の生前の行為は、未開の地・異人種からの略奪が許容され、聖書と教会の教理にそぐわない文化と土着信仰はキリスト教で正すべき“悪”と断じられた当時のヨーロッパの価値観においてさえも残忍極まる所業と認識されるものであった。


彼とその後に続いた入植者達による苛烈を極めた略奪・虐殺行為は、後にスペイン本国から「アイツやりすぎでは?」と糾弾されるほどであったという(これについては本人の釈明で罪は免れた)。

また、コロ ンブスを始めとしたコンキ スタドールについていった宣教師の一人は、彼らの行いをどうしても許容することができず、当時としては先進的な人権意識に基づいた、彼らの残忍な行為を告発する書籍を執筆している(この告発本は後に反スペインのプロパガンダに利用されている)。


晩年、原住民や入植者による反乱を抑えきる事ができなかった事で、査察官に逮捕・全ての地位を剥奪される事となったが、それでも彼は決して諦める事は無かったという。

次なる四度目の航海で結果を出せば、また元の地位に返り咲く事ができるのだと……進み続けてさえいれば、望む場所には必ず辿り着けるのだと……


更に余談

実はTYPE-MOON関連としては、FGOのサービス開始よりも前に、彼の事については言及されていたりする。

2014年7月『氷室の天地』の作中において、歴史の毒という話で彼の所業について解説しており、その中で氷室が真性の悪鬼外道とコテンパンに扱き下ろしていたりする。


余談

彼の前向きな性格から、付いたあだ名がドリカムおじさん

あまりにもTwitterで話題にされ過ぎたため、DREAMSCOMETRUEのメンバー中村正人が自身のブログで取り上げる珍事に。


関連イラスト


関連項目

Fate/GrandOrder ライダー(Fate) サーヴァント

Epic of Remnant 伝承地底世界アガルタ 船乗り ポジティブ


外部リンク

ドリカムおじさん?! DREAMS COME TRUE

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