概要
1980年に放送されたロボットアニメ。キャラクターデザインは佐々門信芳。
前番組である『機動戦士ガンダム』と打って変わって、トライダーはスーパーロボットとなっているが、トライダーを運用する所は社員全5名の零細企業であり、ミサイルの費用を気にするセリフが出てきたり、トライダー発進の際に近隣住民に対するアナウンスを出したりと、ガンダムとは別のベクトルでリアル性が出ている。
言うなれば本作は『地域密着型ロボットアニメ』であり、この作風は後年に『機動警察パトレイバー』や『地球防衛企業ダイ・ガード』、『エルドランシリーズ』などのロボットアニメに受け継がれている。
ちなみに、主人公側と敵組織、それぞれの人物との接点がほぼ全くないという稀有な作品でもある。
主人公側にとっての敵組織はあくまでトライダーG7を使って商売ができるネタでしかなく(出動するたび防衛軍に出撃費用を請求している)、敵組織「ガバール星ロボット帝国」側もどこか会社組織的な部分があり、トライダーG7によって散々侵略行為を阻まれた挙句、自身の失敗を隠蔽する為に最終的には上司に「地球は侵略する価値の無い星だ」という虚偽の報告を行って地球侵略計画を中止させ去っていくという異色の結末を迎えている。
後述するとおりOP・EDともにワッ太の本音がダダ漏れしており、歌詞は爆笑ものである。
登場人物
事故死した父の後を継ぎ、小6で零細企業「竹尾ゼネラルカンパニー」の社長兼トライダーG7のパイロットを務める主人公。ちなみにトライダーの発進等の時は学校を公認で早退している。
「竹尾ゼネラルカンパニー」専務で64歳。何故この人が社長を継がなかったのかとかツッコンではいけない。私生活では子沢山のお父さん。
「竹尾ゼネラルカンパニー」常務でメカニック担当。
「竹尾ゼネラルカンパニー」営業係長。
経理・事務・お茶くみ担当で、「竹尾ゼネラルカンパニー」唯一の女子社員。
ワッ太の母だが、何故か会社の業務はやらず外で保育士として働いている。
主題歌
作詞:伊藤アキラ/作曲:茅蔵人/編曲:茅蔵人/歌:たいらいさお
オープニング、エンディング共に物語の雰囲気を上手くあらわしている。
OP「トライダーG7のテーマ」
ED「俺は社長だ」
「つれェなァ! つれェなァ! 社長はつれェよなァ!」
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テレビ朝日系土曜17:30アニメ
「ガンダムの後はトライダー!常識だよね!」