人物
SRPG「ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡」及び「ファイアーエムブレム暁の女神」に登場する人物である。CVは間島淳司。
デイン王国軍『四駿』の一人であり、グレイルを殺害したアイクの仇敵。
デイン王国軍の猛者が選ばれる『四駿』の中でも更に最強と言われている。
蒼炎の軌跡では最後まで正体不明の人物であったが、暁の女神でその正体が明かされることとなった。
クラス及び武器
蒼炎の軌跡では「ジェネラル」、暁の女神では名前同様「漆黒の騎士(ダークナイト)」となっている。
蒼炎の軌跡ではクラスがジェネラルとなっているものの、グラフィックやステータスが通常のジェネラルと異なっており、実質漆黒の騎士専用クラスとなっている。特にステータスは殆どの面で通常のジェネラルを上回っており、ラスボスと比較しても遜色ない程である。
また、女神の加護を受けた鎧を着ているため、同じく加護を受けた神剣ラグネル以外の武器による攻撃をすべて無効化してしまう固有性質を持つ。
(一応ジェネラルなので、リガルソードやアーマーキラーのアーマー系特効は効く。0ダメージだが)
暁の女神では名実ともに専用クラスとなって登場。
相変わらず凄まじいステータスを持つが、女神の加護が失われたためラグネル以外の武器が通じるようになった。
例によってアーマー系なので、ハンマーに弱くなってる点をネタにされることもしばしば。
暁の女神では味方として登場する時に、槍を持たせることで彼の槍術も堪能することができる。
ゲーム中で「神剣ラグネル」はアイク専用となっているが、
蒼炎の軌跡ではムービーシーンで彼がラグネルを使っている姿を見ることができる
(グレイルに投げ、その後エタルドに持ち替えた)。
ファイアーエムブレム0第3弾にも登場 出撃コストが6と相当高く支援力も0だが上記の
神剣 エタルドと女神の加護のスキルを持っており、使いこなせば上記の能力を再現できるだろう。
スマブラ3DS/WiiUではMiiファイターの剣士のコスチュームとして登場している。
軌跡
ユニットとしての初登場は蒼炎の軌跡の第11章。
本来なら「自警団を倒さないようにしつつ敵兵の包囲網を掻い潜り、手配していた船に到達する」という内容なのだが、なにも知らずにこの章を進めていたプレイヤーは例外なく腰を抜かすこととなる。
群がる敵兵を倒し、到達地点に立ちふさがる敵将「マッコヤー」と戦闘した直後、突然マップの何の変哲も無い民家から、あのグレイルの仇である漆黒の騎士その人が現れる。プレイヤーが何が起こったのか理解できないまま、彼は出現した直後のターンから動き出し、運悪く近くにいた味方ユニットを一撃で葬り去っていった・・・
(ノーマルモードなら敵増援は出現と同時に行動しないのだが、漆黒の騎士だけは例外)
これが後に伝説のイベント「しっこくハウス」としてプレイヤーに語り継がれていくのである。
また、運よく最初のターンにやられなかった、もしくはリセットしてやり直したプレイヤーは、その異常なほど高いステータスと専用武器の性能に例外なく悲鳴を上げたという。
ちなみにこの時アイクが戦闘すると戦闘前会話と脱出後会話を見ることができるが、予めつけておいた「祈り」スキルが発動しない限り間違いなく死ぬ。
第27章「宿命の刻」では一騎打ちでアイクと対峙する。5ターン凌ぎきればクリアになるが、漆黒の騎士を倒せたかどうかでその後の展開が少し変化する。またミストとの戦闘前会話も用意されている。
(もちろんダメージは与えられない上にむしろ命が危ないが)。
3年後の暁の女神ではミカヤ率いるデイン解放軍に味方として登場する(しっこくの森参照)ため、ドーピングアイテムを使って強化することも可能だが、終章「再生」Area2では元のステータスに戻ってしまう。
(ゲームがクリアー不能にならないようにという任天堂の配慮と思われる)。
ファイアーエムブレムヒーローズ
2017年9月の「戦渦の連戦」の報酬で実装。属性は剣・重装。
イラストはこの記事のメインイラストも手がけたDaisuke Izuka氏によるもの。ダメージ絵は他のキャラが服が破れるものが多い中、漆黒の騎士はマントが破れた程度で鎧にはまるで傷がついていない。
ストーリーで最初に登場するマップは蒼炎11章港町トハを再現したマップで、3ターン目に増援としてマップ中央の普通の民家から出現。出現位置を抑えても少しずらして出現し、特殊スキル「エンブラの加護」により一切の攻撃を受け付けないなど、あらゆる点でしっこくハウスを再現したものになっている。
武器は原作と同じく神剣エタルドでアイクのラグネルと同じく遠距離反撃が可能。奥義スキルは継承不可の専用スキル「黒の月光」で敵の守備、魔防を-80%扱いで攻撃する破格の性能。Aスキルは敵から攻撃されたとき守備があがる「金剛の構え」。BスキルはHPが一定以下の味方の隣接マスに移動する「救援の行路」で、これにより移動が限られる重装系の弱点を補っている。
関連タグ
ダース・ベイダー………おそらく元ネタ