ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

リオン・マグナス

りおんまぐなす

ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)より発売されたPSゲーム「テイルズオブデスティニー」の登場人物。 及び、ディレクターズカット版の「リオンサイド」、カスカベアキラ氏による漫画「テイルズオブデスティニー 儚き刻のリオン」の主人公である。

人物

年齢:16歳

身長:159cm(神の眼奪還任務の途中で、若干伸びたと思われる)

体重:48kg

一人称:僕

スリーサイズ:B.72 W.54 H.81(PS2版の設定による)

CV:緑川光

ソーディアンシャルティエのマスター。右目を隠した黒髪の小柄な美少年で、片耳ピアスとマント付きの軍服に白タイツ(っぽく見える伸縮性のズボン)を着用している。

セインガルド王国の客員剣士であり、オベロン社の社長ヒューゴ・ジルクリストの側近。

冷酷でプライドの高い性格だが、母の面影を持つという理由から雇われていたメイドのマリアン・フュステルにだけは心を開いており、お人好しだったり金の亡者だったりするスタン・エルロンルーティ・カトレットを最初のうちは見下していたが、次第に仲間として認め合うようになっていった。

好きなものはマリアンの特製プリン、嫌いなものは人参とピーマンで、シャルティエからは「坊ちゃん」と呼ばれている。

この愛称はファンの間でも深く浸透しており、「坊ちゃん=リオン」というファンも少なくない

本名はエミリオ・カトレット(ジルクリスト)(父であるヒューゴへの反発から母方の姓を名乗っているが、「儚き刻のリオン」ではジルクリスト姓を名乗っていた)

普段口喧嘩ばかりしているルーティとは、実の姉弟である。

「リオン・マグナス」は、ヒューゴとの関係を隠すために与えられた偽名。

目的のためには手段を選ばず、既に他界した母に似ているマリアンだけは心から愛していた。(使用する奥義に無理やりな当て字で「魔人闇」という名前をつけてしまったほど)

このことが元で、マリアンの命を掌握されてしまった際には自らがヒューゴの駒として動くことを強いられ、最終的には海底洞窟でスタンたちと敵対。

スタンたちとの戦いに敗北、その後一人海底洞窟に残される形で、濁流に飲まれてその短い生涯を終えた。

しかし、終盤でミクトランの手によりゾンビ化した状態で敵として現れるという余りにも報われない再登場を果たす。

「殺してくれ」と懇願しながら襲いかかってくるというショッキングな展開がファンに強い衝撃を与えたためか、リメイク版ではゾンビ化が丸々カットされたことに不満を露にするファンも少なからずいた。

「テイルズオブ」シリーズのパーティメンバーとしては初の永久離脱者であり、死亡退場も歴代初である。

続編「テイルズオブデスティニー2」では、更に意外な形で再登場することとなる。(さらにPSP版では隠しダンジョンでとんでもないことが・・・)

なお、「儚き刻のリオン」以前の啄木鳥しんきによる漫画「テイルズオブデスティニー~神の眼をめぐる野望~」では、シャルティエの説得で洞窟を脱出しており、ベルセリオス(こちらはヒューゴを唆して世界征服を図る全ての黒幕という設定)に乗っ取られたマリアンを解放する。

その後はスタンたちへの手紙をマリアンに託し、贖罪の旅に向かっていった。

余談だが、啄木鳥氏はプレイ中「リオンがどこかに打ち上げられているはず」と浅瀬を手当たり次第探索していたらしい。

リメイク版

PS版と比べて若干性格が丸くなっており、冷たいというよりも不器用でひねくれた少年へと変貌した(ジューダスに近い性格に改変されたとも言える)。また、自身の偽名「リオン・マグナス」は、客員剣士になった際に自分で考えたことになっている。

「リオン」は獅子を表す「Lion」、「マグナス」は古語で「偉大」を表す。

オリジナル版と違い、シナリオはスタンとの友情を重視されている。

武器は続編の「テイルズオブデスティニー2」に合わせて、シャルティエと固有装備の短剣二刀流になった。習得する技も、ジューダスのものが追加されている。使用する晶術は、主に地属性と闇属性。

DC版においては、彼が主人公の「リオンサイド」というシナリオが追加され、今まで語られなかったマリアンへの想い、シャルティエとの強い信頼関係、スタンへの友情が描かれている。

習得する術技もさらに追加され、弱点の風属性以外は全て使え、また、回復晶術も使えるようになって、汎用性が増した。

なおこのDC版にて、上記のオリジナル版のように、スタンたちと敵対し戦いに敗北した後にスタン、そしてルーティに対しこのような言葉を残す。

「ルーティ、おまえの知りたい事を教えてやろう。」

「ヒューゴの死んだ妻の名は、クリス・カトレット。」

「クリスは・・・・・・僕の母でもある。」

「認めたくないことだが、お前と僕にはまったく同じ血が流れているのさ。」

「それと、スタン。」

「お前は僕を友達呼ばわりするが、僕はそんなもの受け入れた覚えはない。」

「僕はおまえのように、能天気で図々しくて、馴れ馴れしい奴が大嫌いだ。」

「だから・・・・・・後は任せた。」

この後にリメイク(DC版)オリジナルムービーが入った後にオリジナル版と同じように濁流に飲まれてその短い生涯を終えた。

ちなみに、こちらではダイフロクト浮上後にとある場所に行くと、リオンの物らしきマントを手に入れることができる(これは、上記の啄木鳥氏のPS版プレイ時の事を意識していると思われる)

余談

「テイルズオブ」シリーズのパーティメンバーとしては珍しく、専用の戦闘BGMがある。

敵としてスタン達と戦う際の戦闘曲「Lion-Irony of Fate」(運命の皮肉)と、DC版のリオンサイドの通常戦闘曲で、上記の曲のアレンジでもある「Lion-Fate of a Fencer」(剣士の宿命)の2曲。

特に前者の人気は根強く、外部作品やファンディスクでリオン(もしくはジューダス)が出演する場合、彼の戦闘曲として設定されていることも多い。

出演作品

テイルズオブエターニア

テイルズオブタクティクス

テイルズオブファンダム Vol.1

テイルズオブザワールド なりきりダンジョン2

テイルズオブザワールド なりきりダンジョン3

テイルズオブバーサス

マイソロシリーズ

namco×CAPCOM

テイルズオブアスタリア

テイルズオブリンク

テイルズオブザレイズ

マイソロシリーズ

性格はオリジナル版準拠)

性格はリメイク・DC版準拠)

あの人物」と同時存在するというとんでもない事になっているが、設定上は別人らしい

namco×CAPCOM

イベントでのみの登場。本編での活躍は、もっぱら別の

テイルズオブアスタリア

第2章『光と闇の救世主』の主人公として登場。

一見裏切ってそうな雰囲気で行動するが、本作では裏切らずむしろ敵の大切な情報を独自に捜査していた。

テイルズオブザレイズ

初登場は第6章『四英雄と神の眼の世界』

当初は救世主軍に加わっているため敵として登場するが、それは「最愛の女性」を人質に取られていたからであり、第8章後編『四英雄と神の眼の世界 ~仲間との絆~』にて、スタンやイクスミリーナらと共に彼女を救出した後、プレイヤーキャラとして仲間に加わる。

魔鏡技(歴代の「秘奥義」にあたる必殺技)は「崩龍斬光剣」「ディアボロス・ティア」

関連記事