概要
本名・泥駒 政次(どろこま まさじ)。39歳。
六壁神社の池に棲む岩人間。かつて彼女を庇って高圧電線に触れ、感電事故を起こしたことから四肢を失った異様な姿をしている。2007年12月4日と2008年1月25日に六壁坂の小学校のウサギ15羽を噛み殺し、2010年10月にも六壁坂近くの農家でニワトリ25羽を食い殺し肉を持ち去った。が、前述の感電事故により容姿が大きく変化した為未解決となっている。
田最環をはじめとする岩人間達がいなくなったことを寂しがっていた一方で、彼らの行っていたロカカカでの金儲けや資金洗浄、社会への存在意義には一切興味がない。しかし、東方常敏の口車に乗せられ、ロカカカの入手に協力する。
東方定助が植物鑑定人を探す道中に子供に自分の歯入りの手紙を渡させて能力を発動。子供や女性、カラスやハエなどの動物までも使って定助を追い詰めていった。定助は最終的にコンビニのトイレで感染したハエを追い詰めようとするものの、ハエから赤ん坊に感染させ、倒せなくなった定助に感染させた。
その後、自身のいる六壁神社の池のほとりに定助を呼び寄せ、植物鑑定人の情報を聞き出す。用済みになった定助を、池に沈めようとするも、背後から広瀬康穂の鉄パイプ攻撃を受け、能力を解除。
そそのかしたのが常敏であると定助と康穂に白状した後、康穂によって気絶させられた。
単行本16巻現在、主人公チームと戦って、唯一生き残った岩人間である。
名前の元ネタはイタリア北東部の山地から来ていると思われる。
スタンド『ブルー・ハワイ』
頭部の欠けた、使徒を彷彿とさせるデザインのスタンド。本体であるドロミテの体液、もしくはそれに触れた生物の体液に触れた生物は何があろうとも、標的に向かってひたすら直進する。支配された生物は意識がなくなり、ゾンビのように凶暴化する。
また、感染者は同時に1人しか出せない。
余談だが、作中でゾンビ化した人々の中には、エンポリオや徐倫に一部が似ている者もいる。
元ネタはエルヴィス・プレスリー主演の映画「ブルー・ハワイ」及び同名の主題歌であろう。「ブルーハワイ」と言う名のカクテルも存在し、名前は映画を意識して付けられたらしい。かき氷の方の由来はそのカクテルで同じ色をしている。
関連項目
岩人間 田最環 八木山夜露 大年寺山愛唱 エイ・フェックス兄弟