妾が真名を明かせば、貴様らなぞ脚ガクガクじゃぞ?
プロフィール
概要
『Fate/GrandOrder』に登場するアサシンのサーヴァント。レアリティは☆4。
メインシナリオでは1.5部『伝承地底世界アガルタ』にて、不夜城を総べる女帝として君臨する。
イベントでは『ハロウィン・ストライク! 魔のビルドクライマー/姫路城大決戦』にて『ふーやーちゃん』と名乗って再登場。
人物
見た目は中華風の衣装を着た派手で可憐な幼い童女。
しかし、その性格は高飛車でマスターへの態度もほぼ常に上から目線。そして何よりも残酷かつ残虐。攻撃方法も鞭打や使いを呼び出して拷問させるというえげつないもの。
だが、そうと言ってもどっかの無自覚音痴アイドルのように加虐を快楽として感じるまでに狂っているわけではない。
また合理主義者のようでもあり、身分関係なしに才あるものは重用され、無き者はその下につくべきだという持論も述べている。
当人曰く、『真名を知ったらお前らビビって平伏するぞ?』(意訳)と言っているが…?
能力
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤丸立香 | D | E | A | B | A | B |
スキル
気配遮断(D) | 自身の気配を消す能力。 |
---|---|
拷問技術(A) | 卓越した拷問技術。拷問器具を使ったダメージへのプラス補正。 |
皇帝特権(B) | 本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できるというもの。該当するのは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、と多岐に渡る。 |
女帝のカリスマ(A) | 詳細不明。名称から察するに「カリスマ」に類似するスキルと思われる。ゲーム内では味方全体の攻撃力+自身をのぞく味方全体のクイック性能を3ターンアップさせる |
宝具
???
- ランク:B
- 種別:対人宝具
- レンジ:
- 最大捕捉:
- 由来: ???
くっふっふ! 妾の摂理のお試し体験きゃんぺーんじゃ。
どうじゃ? この実に公正で公平な痛苦! 遠慮なく称賛してくれてよいのじゃぞ? にぱっ☆
由来は彼女の統治時代に記されたと言われる、酷吏(拷問官)達の指導書。言わば罪人を作り上げるための拷問と尋問のハウツー本であった。
この宝具は「彼女は自由に罪人を生み出せる」という国家的法則の体現に等しい。すなわち、彼女がこの宝具を展開したとき、彼女は誰に対しても「拷問するもの」となり、相対するものは問答無用で「拷問されるもの」となる。この「生かさず、殺さず」の特性は生と死を司り、無限に復活する存在の特性を貫通しうる数少ない方法でもある。
本来ならば多種多様の拷問方法で不届き者を罰する事ができるのだが、最近はかつて政敵を害した酒壺と毒を拷問用にアレンジしたものをよく使っているようだ。
ゲーム中では敵単体に超強力な攻撃&敵単体に毒状態を付与(3ターン)+自身のクリティカル威力をアップ(3ターン)【オーバーチャージで効果アップ】 の効果を持つ。
ゲームにおける性能
スキル、宝具共に優秀な☆4アサシン。
カード構成はBuster2枚、Quick2枚、Arts1枚で、どれも3ヒットするためスターやNPの回収効率もまあまあ。
スキルは防御デバフの「拷問技術」、HP回復と確率で攻撃、防御バフの「皇帝特権」、3ターンの間全体攻撃バフと自身以外にQuick強化を付与する「女帝のカリスマ」と、自身の火力・生存力向上と味方への支援がバランスよく行える。しかもどれもチャージターンが短い。
宝具も前述通りオーバーチャージでクリティカル威力アップ効果が上昇するため、優秀なスキルが揃っていることもあって、宝具→Q→Qチェイン後の次ターンに高火力を狙える。
総評すると、味方の火力サポートと自身の火力を両立可能なアタッカー。
敵クラスや味方構成次第でメインでもサブでも活躍可能で、どちらの場合であってもチャージターンの短いスキル群で味方陣営の火力に大きく貢献できるのが強み。
特に、同じアサシンクラスで異常Quick性能のジャック・ザ・リッパーと組ませれば騎クラスぶっころロリーズが誕生し、メルトリリス、アサ新等との組み合わせも良好。
ネタとしてはエリザベート・バートリー、カーミラ、幕末のバーサーカー等と組み合わせて「拷問パ」が組める。サンソンが卒倒しそうである。
欠点はスキル上げに要する素材の多さ。
全スキルMAXまでに、愚者の鎖×108、万死の毒針×90、魔術髄液×180と大量の銅素材が要求される。
しかもその中には再臨素材に使われるものもあるため、☆4サーヴァントの中でもスキル上げの難易度がかなり高い。また、スターやNPの回収能力もまぁまぁとは言っても中の上程度のため、過度な期待は禁物。
余談
- 名前とイラストが初めて判明したのは2017年5月上旬に行われたマチ★アソビ。
- 担当イラストレーターを意識してかストーリー中のセリフで「今風に言うとディスられた」と言っている。『FGO』プレイヤーも、『ディスガイアのアサシン』と呼ぶのはまだ可愛い方で、億単位のダメージ出しそうとか言われている。そういうゲームじゃねえからこれ!
- 演者が井澤詩織である事から、井澤の主演作『ヘボット!』にちなんで『不夜城のヘボット』と呼ばれる事がある。2017年6月29日の実装直後のTwitterでは、不夜城のアサシンを引くために、「触媒」と称して『ヘボット!』放送中に、あるいは『ヘボット!』関連玩具をそばに置いてガチャを回したツワモノたちの報告が多々寄せられた。『ヘボット!』公式アカウントもやらかし、井澤に突っ込まれている。挙句に井澤氏自身も引き当てた。……その後、9月9日放送分の回にて「夜ナシ城のアサシン!」とヘボットが叫んでしまった。
- ヘボットとは別に、アサシンというクラスのイメージに合っている井澤の演じたキャラクターは同期のドアサの悪女キャラとして存在するのだが、こちらはさほどネタにはされていない。
- 再臨すると胸の部分が紐になるなど、アガルタで追加されたサーヴァントとしては一番露出度が激しい(下記のイラストを参照)。